【FC岐阜】障がい者就労支援企画(名称:ピアサポート)の実施について

FC岐阜
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FC岐阜では、9月7日(土)に行われた栃木SC戦からの全ホームゲームにおきまして、障がい者就労支援企画を実施いたします。
FC岐阜のスポンサーであります「ぎふ就労支援センター株式会社(岐阜市指定障害福祉サービス就労継続支援A型事業所)様」、「名鉄協商株式会社様」、「株式会社岐阜フットボールクラブ」の3社連携にて、「ぎふ就労支援センター」で働く障がいのあるスタッフに、FC岐阜のホームゲーム運営業務をおこなっていただくことで、社会との関わり・自立支援へとつながることを目的とした取組みとなります。
企画名の「ピアサポート」という言葉は「同じような立場の人によるサポート」を意味しており、就労支援であると同時に、障がいのあるスタッフの方々にホームゲーム運営をおこなっていただき、アドバイスをいただくことで、障がいのある方がより安心して来場いただけるスタジアム運営を実現していきます。

9月7日(土)栃木SC戦の前には、名鉄協商株式会社 高橋 健治 代表取締役社長、ぎふ就労支援センター株式会社 前田宏之社長、株式会社岐阜フットボールクラブ 宮田博之社長の3者による記者会見がおこなわれました。

【?KazPhotography/FC GIFU】

会見に先立ち、FC岐阜の宮田社長より、今回の経緯・事業についてお話し頂きました。
「私は以前、企業内に特定子会社を設立し、障がいのある方々だけを雇用して収益を上げていくという事業をおこない、軌道に乗せました。そのとき障がいのある方が就職に困難が伴う、就職先の理解が得られないといったことを体験していましたから、前田社長の困難が手に取るように分かりました。スタジアムには様々な仕事があります。今回やって頂く夢パスでの仕事、またそれ以外にも様々な仕事もあります。そういったところでやって頂ける仕事の可能性があるのではとお話をしまして、ぜひやりましょうということで話が始まりました。こういう事業に関しまして賛同いただける企業を探しましたところ、名鉄協商様が快く引き受けて頂けることになりまして、今回3社でこの事業を立ち上げることになりました。ゆくゆくはこちらで様々な仕事をこなしていく中で、本人が成長して巣立っていけるのでないかと思っております。」

ぎふ就労支援センター株式会社 前田宏之社長からは「日頃の業務はパソコンでの作業で、他者と話をする、コミュニケーションを取るということが少なくなっております。こういった貴重な場所をご提供いただきまして、お子様、保護者の方と触れ合うことで、生き生きとした笑顔や行動も見られたので、本当にこの経験が障がいや病気のある方の将来の自立支援に繋がっていくのではと実感いたしました。」とお話しいただきました。

また、名鉄協商株式会社 高橋 健治 代表取締役社長からは「元々私自身こういったことに関心がありましたし、当社としても積極的に参加していきたいと思っております。岐阜の地で何かお役に立てればと常々思っておりまして、今回このようなお話がありましたので、積極的に進めるようにと話をしまして、このような形になりました。今日は夢パスブースを拝見させて頂きましたが、皆さん表情豊かに仕事をおやりになっていました。人と関わり合う回数がどんどん増えていけば、あの笑顔も多く見られるようになるでしょうし、それがその先に繋がっていくと思います。当社としても積極的に協力したいと思っております。」とお話しいただきました。

【?KazPhotography/FC GIFU】

(写真左から名鉄協商株式会社 高橋 健治 代表取締役社長、ぎふ就労支援センター株式会社 前田宏之社長、株式会社岐阜フットボールクラブ 宮田博之社長)

栃木戦では夢パスブースにて5人の方に業務をおこなっていただきました。今後の全ホームゲームでも実施の予定です。
また、ピアサポートの皆さんは専用のビブスを着用しております。ピアサポートの取り組みにご理解いただき、ぜひご協力をよろしくお願いいたします。

【?KazPhotography/FC GIFU】

【?KazPhotography/FC GIFU】

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