ファンが予想する「J1、J2上位・下位チーム」
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スポーツナビでユーザー投票を実施した「J1、J2上位・下位チーム予想」企画。「J1の上位3チーム、J2に降格する4チーム」と「J2からJ1に昇格する2チーム、J3に降格する4チーム」をそれぞれ選んで投票してもらいました。
順位 | クラブ名 | 得票率 |
---|---|---|
1 | ジュビロ磐田 | 37.51% |
2 | V・ファーレン長崎 | 32.14% |
3 | 京都サンガF.C. | 28.40% |
4 | 大宮アルディージャ | 14.89% |
5 | モンテディオ山形 | 14.65% |
6 | アルビレックス新潟 | 13.67% |
7 | 松本山雅FC | 13.59% |
8 | ヴァンフォーレ甲府 | 9.44% |
9 | ジェフユナイテッド千葉 | 8.22% |
10 | ギラヴァンツ北九州 | 5.86% |
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解説
ファンに予想してもらったのは、J2からJ1に昇格する2チームはどこか。得票率が50%を超えたチームがなく、この投票結果を見るかぎり、今季のJ2には突出したチームが不在ということが言えるかもしれない。
最も票を集めたジュビロ磐田と、それに続くV・ファーレン長崎の2チームは得票率が30%超え。磐田に投票したファンからは、「遠藤(保仁)選手などJ1レベルの選手がそろっている」「選手個々の質、チーム力ともにJ2では抜きん出ている」「各ポジションに核となる選手がいる」「守備の安定により勝点を増やせそう」といったコメントが寄せられた。昨季は6位に終わり、1年でのJ1返り咲きは叶わなかったが、「J1にいて当然のチーム」というも声も届いている。
昨季は昇格した2チーム(徳島ヴォルティス、アビスパ福岡)に4ポイント差の3位だった長崎は、主力の大半が残ったのが大きいという意見が多かった。他にも、「選手層がJ1と変わらないくらい厚い」「外国人の能力がJ2では抜けている」「(昨季は期限付き移籍だった)エジガル・ジュニオ選手の完全移籍や都倉賢選手の加入など積極的な補強が目立ち、クラブが一体となりJ1復帰を目指している空気を感じる」といった声が聞かれた。
磐田、長崎に続いて3番目に多い票を獲得したのが京都サンガF.C.だ。投票理由として目立ったのが、過去に湘南ベルマーレを三度J1に引き上げているチョウ・キジェ氏を監督に招聘(しょうへい)したこと。「チョウさんが就任して、トレーニングマッチで若手が覚醒」「監督がチームのポテンシャルを目覚めさせた」「監督の理念に共感を抱いている選手が多く、完成されるのが早そう」などと、“昇格請負人”とも言うべき新監督が早くもチームにポジティブな変化をもたらしていると見るファンも多い。
4位に入ったのは大宮アルディージャで、その後には僅差で3チームが続く。磐田、長崎、京都がトップ集団とすれば、大宮を含めた7位までの4チームが第2集団と言えるだろう。
大宮は「粒がそろっている。外国人頼みではない」「チームのバランスが良い」といった評価で、昨季7位のモンテディオ山形には「補強が完璧」「昨シーズン後半戦の好調ぶりから、石丸(清隆)監督のサッカーが浸透してきているのが見える」などのコメントが寄せられた。
「監督(アルベルト・ブッチ・オルトネダ氏)がいいから」「監督続投によって戦術面の浸透が深まり、昨年の主力、特に島田(譲)、福田(晃斗)、本間(至恩)も残った」などと、監督や昨季からの継続性を選出理由に挙げる声が多かったのは、アルビレックス新潟も同じ。一方で松本山雅FCに投票したファンからは、「かつてないほど積極的な補強を行った」「ルカオと鈴木国友をはじめ万能型アタッカーを大量補強」というように、レンタルバックを含めて20人以上の選手を獲得したオフの戦力強化を評価する声が相次いだ。
(企画構成:YOJI-GEN)