ファンが予想する「J1、J2上位・下位チーム」

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スポーツナビでユーザー投票を実施した「J1、J2上位・下位チーム予想」企画。「J1の上位3チーム、J2に降格する4チーム」と「J2からJ1に昇格する2チーム、J3に降格する4チーム」をそれぞれ選んで投票してもらいました。

順位 クラブ名 得票率
1 川崎フロンターレ 89.73%
2 鹿島アントラーズ 55.33%
3 名古屋グランパス 45.03%
4 ガンバ大阪 24.63%
5 FC東京 20.04%
6 横浜F・マリノス 18.22%
7 浦和レッズ 7.49%
7 清水エスパルス 7.49%
9 北海道コンサドーレ札幌 5.58%
9 セレッソ大阪 5.58%

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解説

昨季、2位のG大阪に18ポイントもの大差をつけてJ1を制し、天皇杯初優勝も飾った川崎F。新シーズン到来を告げる富士ゼロックススーパーカップでも劇的な勝利をおさめ、大半のファンが「3位以内は固い」と見ている【(C)J.LEAGUE】

 ファンに予想してもらったのは、今季のJ1の上位3チーム。すなわちACL(AFCチャンピオンズリーグ)の出場権を獲得する3チームはどこか、だ。

 実に90%近い投票者が「3位以内に入る」と予想したのが、川崎フロンターレ。昨季、2位以下を大きく引き離し、この4年で3度目となる優勝を圧倒的な強さで勝ち取ったディフェンディング・チャンピオンに対しては、「個々の実力、完成度が違う」「大崩れする要素がない」「今年も盤石かな」「選手層が厚すぎる」「前年とは違いACLがあり、各チームの対策も進んで苦しむだろうが、夏に主力の海外移籍がなければ戦力の差で3位には入る」といった声が寄せられた。多くのファンが今年も川崎Fは強い、と見ているようだ。

鹿島は川崎Fに次ぐ票を集めた。エヴェラウドの存在や、若武者・上田(写真)への期待を選出理由に挙げるファンも【(C)J.LEAGUE】

 川崎Fほどではないが、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスの支持率も高い。鹿島の選出理由として多くのファンが挙げたのが、ACLがなく、ライバルチームに比べて日程面で有利なこと。「ザーゴのサッカーがさらに浸透する」「昨年積み上げたものが開花すると予想する」「昨季後半に発揮した強さを継続できる」などと、ザーゴ体制が2年目を迎えてチームの熟成が進むと考えているファンも多い。

 一方の名古屋には、オフの補強を評価する声が多数届いた。「補強が的確かつ最強」「攻撃陣の補強が大きく、昨季の守備と合わせれば強い」「補強のバランスがいい」。柿谷曜一朗、齋藤学、長澤和輝といったタレントを新たに加え、昨季3位に入ったチームがスケールアップしたのは間違いないだろう。

 川崎F、鹿島、名古屋に続くのが、「戦術の浸透度が高そう」「攻撃陣の厚みが増した」といった声が聞かれたガンバ大阪。「主力をいっさい失わずに、しっかり補強もした」というFC東京、「攻撃力が半端ない」「アタッキングフットボールをもうひとつ上のレベルに上げればチャンスはある」などとオフェンス面を評価する声が多かった横浜F・マリノスも、G大阪とともに20%前後の得票率で上位に食い込んでいる。

(企画構成:YOJI-GEN)

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