ファンが予想する「J1、J2上位・下位チーム」

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スポーツナビでユーザー投票を実施した「J1、J2上位・下位チーム予想」企画。「J1の上位3チーム、J2に降格する4チーム」と「J2からJ1に昇格する2チーム、J3に降格する4チーム」をそれぞれ選んで投票してもらいました。

順位 クラブ名 得票率
1 徳島ヴォルティス 70.52%
2 アビスパ福岡 67.71%
3 湘南ベルマーレ 62.66%
4 サガン鳥栖 50.18%
5 ベガルタ仙台 48.30%
6 横浜FC 29.02%
7 大分トリニータ 24.66%
8 清水エスパルス 11.85%
9 セレッソ大阪 6.60%
10 浦和レッズ 6.31%

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解説

昇格2チームは苦戦を免れないか。功労者のR・ロドリゲス監督が去ったうえ、D・ポヤトス新監督の来日が遅れている徳島には特に厳しい評価が……【(C)J.LEAGUE】

 昨季はコロナ禍の影響による特別措置で降格がなかった。そのため今季は昇格2チームを加えた20チーム構成となり、そのうち4チームがJ2に降格する。実に5分の1のチームがJ1の舞台から姿を消すわけだ。したがって、残留争いは例年以上に厳しいものになるだろう。

 今回、ファンには降格する4つのチームを予想してもらったが、J2から昇格した2チームは苦戦必至と見る向きが強い。徳島ヴォルティスは投票者の70%が、アビスパ福岡もそれとほぼ変わらない数のファンが降格を予想している。

「戦力不足」という声が目立ったのは両チームに共通しているが、徳島に対しては、「昇格した年に監督を取られたのは痛い」「新監督の来日が遅れていて、戦術の浸透が遅れる」と、2017年からチームを率いたリカルド・ロドリゲス監督の浦和レッズへの転出、その後任で同じスペイン出身のダニエル・ポヤトス監督が、コロナ禍の影響で日本に入国できていないことを理由に挙げるファンも大勢いた。

 一方の福岡には、「J1で実績のある選手がいない」「CBの上島(拓巳)くんがいなくなったのが痛い」といったように、J1で戦うには戦力が物足りないという指摘がとりわけ多かった。なかには「補強ポイントが合っていない感じ」という辛口の意見も。

昨季最下位の湘南は、主力の大量流出で戦力が低下。かつてのエース、ウェリントン(写真は2014年のもの)が7年ぶりに帰ってきたのは好材料【(C)J.LEAGUE】

 昇格2チームとともに6割以上のファンが票を投じたのが、昨季、最下位に終わった湘南ベルマーレ。「センターラインのレギュラーが入れ替わってのチーム作りは難しい」「金子(大毅)選手、齊藤(未月)選手が抜けた穴はあまりにも大きい」などと、主力流出による戦力ダウンが著しいという見方が多くを占めた。

 やはり半数以上の投票者が降格と予想したサガン鳥栖も、湘南と同じような理由を挙げるファンが多かった。「昨年はギリギリ戦えていたが、原(輝綺)や原川(力)など主力の放出が大ダメージ」「補強はしてるけど、原川、高橋(秀人)が抜けたのは痛い」。同じ九州の大分トリニータも同様で、「知念(慶)や三平(和司)などJ1残留を支えた戦力が流出し、片野坂(知宏)監督の手腕をもってしても厳しそう」と戦力低下を危惧する声が聞かれた。投票者の4分の1弱が、大分を降格予想の4チームのひとつに選んでいる。

 昨季、最下位の湘南に1ポイント差の17位だったベガルタ仙台も、少なくないファンが厳しい見方をしている。降格を予想したのは投票者の半数近く。「攻撃陣の選手層が明らかに足りない」「昨季からのトンネルを抜け出せるか疑問」といった意見が寄せられた。

(企画構成:YOJI-GEN)

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