2020年Jリーグ新人アンケート
記事
「Jリーグ新人研修」で2020年入団の新人Jリーガー全員にアンケート調査を実施し、結果をランキング形式で発表します。
今回は「対戦した中で凄かった選手」編。1位に輝いたのは?
順位 | 選手名 | 投票数 | 投票した主な選手 |
---|---|---|---|
1 | 三笘薫 | 33 | 松本健太(柏)、紺野和也(FC東京) |
2 | 田中駿汰 | 16 | 忽那喬司(愛媛)、武田太一(徳島) |
2 | 久保建英 | 16 | バングーナガンデ佳史扶(FC東京)、櫻川ソロモン(千葉) |
4 | 山本理仁 | 15 | 藤田譲瑠チマ(東京V)、川﨑颯太(京都) |
5 | 上田綺世 | 12 | 染野唯月(鹿島)、中塩大貴(甲府) |
6 | 松岡大起 | 11 | 植中朝日(長崎)、高安孝幸(金沢) |
7 | 坂元達裕 | 9 | 松崎快(水戸)、半田陸(山形) |
8 | 遠藤保仁 | 8 | 黒川圭介(G大阪)、山本悠樹(G大阪) |
8 | 武田英寿 | 8 | 松村優太(鹿島)、染野唯月(鹿島) |
8 | 家長昭博 | 8 | イサカ ゼイン(川崎F)、旗手怜央(川崎F) |
8 | 半田陸 | 8 | 野澤大志ブランドン(FC東京)、唐山翔自(G大阪) |
8 | 宇佐美貴史 | 8 | 川崎修平(G大阪)、塚元大(G大阪) |
スポーツナビアプリ 無料ダウンロード
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
解説
写真:ムツ・カワモリ/アフロ
今季新人にとって同世代で目下、最高到達点にいるのが、レアル・マドリードからマジョルカへ期限付き移籍中の久保建英だろう。彼のランクインは有力視されていたが、やはり16票の2位タイに入った。
「ボールタッチのリズムとプレースピードが回りと違った」(バングーナガンデ佳史扶=FC東京)、「ドリブルが圧倒的」(櫻川ソロモン=千葉)など対戦経験のある選手たちは強烈なイメージが焼き付いているという。
その久保と同じ16票を集めたのが、昨年12月のEAFF E-1選手権でA代表デビューを飾った田中駿汰(札幌)。「すごくいい選手」と先輩・鈴木武蔵も太鼓判を押している。「中学の時から一緒だが天才としか言いようがない」(牧野寛太=長野)と絶賛する仲間もいる。日本代表の森保一監督が抜擢(ばってき)するのも当然の成り行きなのかもしれない。
この2人を抑えて33票を確保し、トップに輝いたのが三笘薫(川崎F)。「ドリブルがうまい」(紺野和也=FC東京)「プレーの次元が1人だけ違う」(山本悠樹=G大阪)と大学選抜でともに戦った仲間たちも羨望(せんぼう)のまなざしで見つめている。
「自分はアグレッシブな守備が課題。シュート力やスプリント力、ハードワークも足りない」と本人は決して今の自分に満足していないが、同世代の仲間からのリスペクトは大きな励みになるのではないか。今後のパフォーマンスが楽しみだ。