連載:FC東京 首都クラブの矜持「強く、愛される」

プロローグ

 首都のクラブが変わり始めた。長谷川健太監督が就任して2年目、チーム全員がハードワークして隙のない守備を見せ、接戦を次々とモノにし、ここまで首位を走っている。「勝負弱い」と言われたかつての姿は、見られない。一方、ピッチ外でも変化が見られる。ホームゲームの1試合平均観客動員数は3万782人を数え、クラブ史上初めてシーズンを通して平均3万人を超えそうな勢いだ。
 東京というエンターテインメントあふれるビッグシティの中で、いかに存在感を高め、地元の人々に愛されるクラブになるか――。FC東京は近年、「強く、愛されるチームをめざして」をクラブスローガンに、ピッチ内外でさまざまな取り組みをしてきた。本連載でも「強く、愛される」をコンセプトに、首都のクラブの実像に迫る。

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