女子出場校・戦力ランキング<8強版>

ウインターカップ2024に出場する有力チームと有力選手を徹底分析! スポーツナビアプリでは、男女別でチームや選手のランキングを寸評とともにご紹介しています。ぜひスポーツナビアプリをダウンロードの上、お楽しみください!

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寸評

ともにウインターカップ優勝経験を持ち、過去6度決勝で戦ったことがある名門対決を制し、ベスト8入りを決めた桜花学園【©SoftBank ウインターカップ2024】

 京都精華学園はインターハイを3連覇中で、秋のU18日清食品トープリーグも連覇。ウインターカップも2連覇中で、今大会も優勝候補の筆頭だ。センター(C)のユサフ ボランレ アイシャットからポイントガード(PG)林咲良まで各ポジションに人材がいて、試合運びの安定感も高い。

 岐阜女子はインターハイ、U18日清食品トップリーグとも京都精華学園へわずかに届かなかった。しかし今大会は留学生ディヤイ ネイが負傷から復帰済み。24日の初戦(2回戦)はインターハイ3位の難敵・東海大福岡に対して前半をビハインドで折り返す苦しい展開だったが、戦術的な「引き出し」の多さを後半に見せて勝ち切っている。

 昭和学院は山下笑伶奈、石井杏奈の両インサイドがU-17日本代表のW杯メンバーで、どちらもオールラウンドなスキルの持ち主。スキルや機動力を武器に、インターハイでも4強入りを果たした。

 桜花学園はコート上の誰からでも仕掛けられるタレント軍団。キャプテンでU-17日本代表の阿部心愛やスピードに恵まれたガード陣を中心に高い攻撃力を発揮している。名将・井上眞一HCが今大会ここまでベンチ入りをしていないのは気がかりだが、危なげなくベスト8まで勝ち上がってきた。

 精華女子は清藤優衣がU-17代表で、スキルの高さとコンタクトの強さを持つオールラウンダー。センターのアキンデーレ タイウォ イダヤットも3回戦は44得点と絶好調だ。

 慶誠はロー ジョバが今大会ナンバーワン選手として名の挙がる注目のオールラウンダー。1年生から司令塔を担う岸希も楽しみな存在で、U18日清食品トップリーグでは4位に入った。

 大阪薫英女学院は2回戦、3回戦と接戦を制した粘りのチーム。サイズのハンデはあるが、勝負どころのプレッシャーディフェンスや悪い体勢から決め切るシュート力が光る。

 鵬学園は石川県七尾市に学校があり、1月の能登半島地震で校舎や寮が被災している。しかし今大会は元Bリーガー本間遼太郎HCのもと、インターハイに続くベスト8入りを決めた。

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