2025/1/3(金)8:00

見どころ

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路が3日、箱根・芦ノ湖から東京・大手町の読売新聞社前までの全5区間、109.6キロのコースで行われる。

 時間差スタートとなる復路では、往路優勝を飾った青山学院大からスタート。5区での大逆転劇で、2位の中央大とは1分47秒差をつけて号砲を受ける。前回大会でも6区で好走した野村昭夢らを残し盤石な体制で2年連続の総合優勝を目指す。

 2位の中央大は前回大会でも6区を走った浦田優斗がエントリーされるなど、復路序盤でこれ以上トップから離されないことがポイント。粘りの走りで青山学院大の背中を追いかけることになるだろう。

 大学三冠を狙う國學院大は5分25秒差の6位から、“3強”に挙げられていた駒澤大は3分16秒差の4位から先頭を追いかける。地力がある両校だけに、前を走るチームのミスを見逃さず、少しずつ差を詰められれば、逆転の可能性は残っているだろう。

 総合順位10位以内に与えられる来年度のシード権の争いにも注目だ。8位の立教大から14位の帝京大までの差は約2分。1つのミスでひっくり返ってしまう差でもあるので、最後まで選手たちの粘りの走りに期待したい。

 また往路優勝の青山学院大から10分以上の差がついたチームは繰り上げ一斉スタートとなる。15位の山梨学院大以下のチームは、見た目の順位と実際の順位が異なる可能性があるので、選手たちのタイムにも注目したい。

 復路のレースは午前8時にスタートする。

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