キウムvs.ドジャース

2024/3/17 12:00

大谷、2打席三振 ドジャースは14点大勝

1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
ドジャース 1 2 1 0 4 0 5 0 1 14
キウム 0 0 0 1 0 0 2 0 0 3

バッテリー

ドジャース グローブ、ベシア、ブレイシア、ハドソン、ケリー、フィリップス、ハート ‐ スミス、バーンズ
キウム フラド、ソン・ヒョンギ、チュ・スンウ、キム・ユンハ、キム・ジェウン、チョン・ジュンピョ、チョ・サンウ ‐ キム・ドンホン、キム・ジェヒョン

本塁打

ドジャース フリーマン
キウム

総括

ドジャースが14点大勝。大谷翔平(右)は2打席連続三振。試合前に山本由伸(左)と笑顔を見せる(Getty Images)

 ドジャースは17日、ソウルで韓国プロ野球キウムとエキシビションゲームを行い、14-3で勝利した。大谷翔平は「2番・DH」で先発出場し、2打席連続の空振り三振。4回に途中交代で退いた。

 大谷は初回1死走者なしの第1打席、カウント2-2から高めの直球を振って空振り三振。第2打席は2回1死一、三塁のチャンスで回ってきたが、最後はまたしても高めの直球に手を出して空振り三振に倒れた。4回の第3打席は代打を送られ、ベンチに下がった。

 ドジャースは初回にフリーマンのソロホームランで先制すると、その後も得点を重ね、5回以降に打線が爆発。終わってみれば17安打14得点と圧倒した。守っては7人の継投でキウムの反撃を3点に抑えた。

 ドジャースは18日に韓国代表との試合を経て、20・21日にパドレスとのMLB開幕シリーズに臨む。20日の開幕戦ではダルビッシュ有が先発予定。

イニング速報

  • 試合前

    ドジャース・スタメン
    1.(遊)ベッツ
    2.(指)大谷
    3.(一)フリーマン
    4.(捕)スミス
    5.(三)マンシー
    6.(左)T・ヘルナンデス
    7.(中)アウトマン
    8.(右)ヘイワード
    9.(二)ラックス
    先発投手.グローブ

    キウム・スタメン
    1.(左)イム・ジヨル
    2.(中)ドーソン
    3.(指)イ・ウォンソク
    4.(一)チェ・ジュファン
    5.(右)イ・ヒュンジョン
    6.(捕)キム・ドンホン
    7.(二)コ・ヨンウ
    8.(三)ソン・ソンムン
    9.(遊)イ・ジェサン
    先発投手.フラド

  • 1回表

    キウムの先発はパナマ出身の右腕フラド。

    ドジャースの1番・ベッツはセカンドゴロに倒れた。

    2番・大谷が1打席目に向かう。
    大谷は初球をファウル。2球目も強振してファウル。3球目、4球目を見送りボール。カウント2-2から高めを振り三振に倒れた。

    3番・フリーマンがライトへ豪快な一発を放ち、ドジャースが1点を先制した。

    4番・スミスはフルカウントからショートへのライナー。ショートが弾きスミスが出塁。記録はエラー。

    5番・マンシーはセカンドゴロに打ち取られ攻撃終了。

    ドジャースはフリーマンの本塁打で1点を先制した。

    大谷の第1打席は空振り三振(Getty Images)
  • 1回裏

    ドジャース先発はグローブ。昨季は
    キウム1番のイム・ジヨルは空振り三振。2番・ドーソンはセンターフライ。3番・イ・ウォンソクはライトフライで3者凡退。

  • 2回表

    ドジャース6番のT・ヘルナンデスは四球で出塁。7番・アウトマンも四球を選ぶ。無死一、二塁で8番・ヘイワードが左中間へタイムリー二塁打。9番・ラックスはセカンドゴロに倒れたが、この間に三塁走者が生還した。1死三塁で1番・ベッツは四球で出塁。

    1死一、三塁で大谷の2打席目。初球は外角へボール。2球目は内角変化球を空振り。3球目は内角球を見逃しカウント1-2に。4球目はファウル。5球目は高めを振るも空振り三振に終わった。

    3番・フリーマンはファーストゴロに倒れた。

    ドジャースは2点を加えてリードを3点に広げた。

    大谷の第2打席はまたしても空振り三振(Getty Images)
  • 2回裏

    ドジャース先発のグローブが2イニング目。

    キウム先頭のチェ・ジュファンは空振り三振。5番のイ・ヒュンジョンも空振り三振。6番・キム・ドンホンも空振り三振で3者連続三振。

  • 3回表

    キウムは先発フラドが続投。

    ドジャース先頭のスミスはショートゴロ。5番・マンシーは四球を選ぶ。6番のT・ヘルナンデスはセンター前ヒット。マンシーは三塁へ進み、1死一、三塁のチャンス。7番・アウトマンはバットを折りながらもセンターへタイムリーヒット。8番・ヘイワードはショートフライ。2死一、二塁で9番・ラックスはショートゴロに倒れた。

    ドジャースがこの回1点を追加した。

  • 3回裏

    ドジャースは左腕ベシアへ継投。

    キウム先頭のコ・ヨンウはライトライナー。8番・ソン・ソンムンはライト前ヒット。キウムはこれがチーム初ヒット。1死一塁、9番・イ・ジェサンは空振り三振。1番に戻り、イム・ジヨルは空振り三振に倒れた。

  • 4回表

    ドジャース先頭のベッツはライトフライ。大谷の打席で代打・フェドゥキアが登場。フェドゥキアはショートゴロに打ち取られた。3番・フリーマンはライトフェンス直撃の二塁打。4番・スミスは空振り三振に倒れた。

  • 4回裏

    ドジャース3番手はブレイシア。2017年には広島でもプレーした。

    先頭のドーソンはセンターへのヒットで出塁。3番のイ・ウォンソクは空振り三振。ここでドーソンが二塁へ盗塁。1死二塁で4番のチェ・ジュファンがレフトへタイムリーヒット。5番・イ・ヒュンジョンはセカンドへの併殺打に打ち取られた。

    キウムがこの回1点を返した。

  • 5回表

    キウムは2番手で左腕ソン・ヒョンギがマウンドに上がる。

    先頭のマンシーは四球で出塁。6番のT・ヘルナンデスも四球を選ぶ。7番・アウトマンはライト前ヒットで無死満塁のチャンス。8番・ヘイワードはライトへ犠牲フライを放った。1死一、三塁で9番・ラックスがライトへタイムリーヒット。ベッツの打席で代打テーラー。ここでレフトへタイムリーを放ち、7点目を奪う。1死一、三塁。途中から2番に入っているフェドゥキアもライトへのタイムリーヒット。3番・フリーマンは四球を選び、1死満塁とチャンスを広げる。

    キウムはここで3番手チュ・スンウへ継投。

    ドジャースは代打でキケ・ヘルナンデスが登場。しかし空振り三振で2死満塁。5番・マンシーの打席でロハスが代打で登場。ロハスはセカンドフライに倒れた。ドジャースはこの回4点を加えた。

    ドジャースは5回に4点を挙げてリードを広げる。ロバーツ監督(左)とハイタッチ(Getty Images)
  • 5回裏

    ドジャースは右腕ハドソンをマウンドに送る。

    先頭のキム・ドンホンはサードフライ。7番・コ・ヨンウはピッチャーへのゴロも、ハドソンが弾き出塁。記録はエラー。8番・ソン・ソンムンは空振り三振で2死一塁に。9番のイ・ジェサンはレフトフライに打ち取られた。

  • 6回表

    キウムは右腕キム・ユンハが登板。

    先頭は途中からセンターの守備に入っているバーンズはキャッチャーフライに倒れた。バルガスは死球で出塁。8番・ヘイワードはキャッチャーファウルフライ。9番・ラックスレフトへ二塁打を放つ。2死ニ、三塁で1番・テーラーは四球で歩く。満塁となるも2番・フェドゥキアはライトフライで3者残塁。

  • 6回裏

    ドジャースは右腕ケリーがマウンドに上がる。

    キウム先頭のイム・ジヨルは死球で出塁。2番・ドーソンはセカンドへの併殺打に打ち取られた。3番のイ・ウォンソクは見逃し三振に終わった。

  • 7回表

    ドジャース先頭のフリーマンはサードへの内野安打で出塁。続くK・ヘルナンデスは四球を選び、無死一、二塁となる。5番・ロハスはセンターへ打ち返し、タイムリーヒット。チャンスは続き、6番・バーンズはライトへ犠牲フライを放ち10点目を奪う。1死一塁、7番・バルガスは四球で出塁。1死一、二塁となり、8番・ヘイワードは右中間へ二塁打。2者が生還した。

    キウムはここで右腕キム・ジェウンへ継投。

    1死二塁、9番・ラックスはセンターフライ。2死二塁、テーラーはレフトへタイムリーヒット。2死一塁、2番・フェドゥキアはセカンドゴロに打ち取られた。ドジャースはこの回5点を加え、13対1とリードを広げた。

    先制ソロを放ったフリーマンは7回に内野安打で出塁。ここまで3安打の活躍(Getty Images)
  • 7回裏

    ドジャースは右腕フィリップスをマウンドへ送る。

    キウム先頭のチェ・ジュファンはファーストゴロ。5番・イ・ヒュンジョンは見逃し三振。6番・キム・ドンホンはレフトへヒットを放ち出塁。7番・コ・ヨンウもライト前ヒットで続き2死一、二塁。8番・ソン・ソンムンはフルカウントからセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を放つ。

    ドジャースはここで7番手ハートへ継投。

    2死二塁で9番のイ・ジェサンは空振り三振に倒れた。

  • 8回表

    キウムはこの回から右腕チョン・ジュンピョが登板。

    ドジャース先頭のフリーマンは見逃し三振。4番に入っているK・ヘルナンデスファーストゴロ。5番・ロハスはライト前ヒットで出塁。2死一塁、6番・バーンズは空振り三振に終わった。

  • 8回裏

    キウム先頭のピョン・サングォンはショートゴロ。途中からセンターに入っているイェ・ジンウォンはサードゴロ。3番のイ・ウォンソクは空振り三振。

  • 9回表

    キウムはチョ・サンウがマウンドへ上がる。

    ドジャース先頭のバルガスは四球で出塁。8番・ヘイワードはレフトへのヒットで無死一、三塁に。9番・ラックスはレフトフライ。1死一、三塁で1番・テーラーもレフトフライに倒れた。2死一、三塁となり、2番・フェドゥキアはセンター前へタイムリーヒット。2死一、三塁で3番・フリーマンはセンターフライに倒れた。ドジャースはこの回1点を加えた。

  • 9回裏

    ドジャースはハートが続投。

    キウム先頭のチェ・ジュファンは見逃し三振。途中から5番に入っているチュ・ソンウォンも見逃し三振。途中から捕手で出ているキム・ジェヒョンは空振り三振に倒れて、試合終了。

関連リンク

編集部ピックアップ