【BOATRACE】茅原悠紀が3コース全速攻撃でドリーム戦快勝! 若松SGクラシック

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 ボートレース若松(ナイター開催)の「SG第60回ボートレースクラシック」(優勝賞金4200万円)が25日に開幕した。初日は若松名物とも言える強風が吹き荒れ(向かい風)、1RのS展示開始時間は水面状況見合わせのため遅れてしまったが、安定板装着の2周短縮戦で開催にこぎつけ、無事最終12Rまで終えることができた。2日目の26日は風も収まる予報が出ているので、安定板は外されて好水面の中でのレースが期待できそう。

 昨年のSG戦覇者6人が激突した12Rのドリーム戦は波乱決着。1コースの毒島誠がトップスタートから楽々逃げ態勢に持ち込んだものの、3コースの茅原悠紀(岡山出身・岡山支部37歳)【冒頭の写真・中央】がフルかぶりの全速ターンで毒島を沈め、さらにまくり差しで肉薄してきた桐生順平を振り切った。毒島は3着争いに競り勝つのが精いっぱい。3連単の3-5-1は1万4370円の30番人気だった。

 茅原悠紀は同じ岡山の後輩・白神優が前節に乗っていたモーターを手にして、「せっかく後輩がたたいたプロペラなので尊重するかも」と前検日は話していたのだが、前節とは気温が違いすぎて、さすがに大幅にたたいたとか。「ターン回り重視で調整してターン回りはよかったし、ほかの部分も伸びシロはある」と調整に正解を出しての快勝。今期(昨年11月~)勝率9点台の絶好調男がシリーズ主役候補に名乗りを上げた。

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 予選組では上位機を手にしている西山貴浩(福岡出身・福岡支部37歳)【写真上・中央】が3、1着の好発進。初日前半2Rは6号艇から4コースに入って接戦をものにしての3着で、後半8Rは3コースからの鮮やかなまくり差し。前検は出足に不満を訴えていたのだが「プロペラはたたき変えた。これは本当にいいモーター!」と、初日から珍しく好感触を口にするほどの手応えを得た。ファンの前で行われている勝利後のインタビュー会場も大勢のファンが詰めかけて大盛り上がりだった。

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 西山貴浩以外では新開航(福岡出身・福岡支部29歳)【写真上】も1、3着とまとめたほか、佐藤隆太郎や、道中で池田浩二を大逆転した吉川元浩らのパワーも光った。成績こそ3、5着だったがエース機候補のモーターを手にする島村隆幸は展示タイムもズバ抜けており、評判どおりのパワーがありそう。2日目以降の巻き返しには大いに注目しておきたい。

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