すでに突破を決めている日本勢3チームは、リーグ最終節を白星で締めくくれるか【プレビュー:ACLE MD8】

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【©J.LEAGUE】

AFCチャンピオンズリーグエリートのリーグステージの最終節が18日と19日に開催される。

すでに日本勢の3チームは突破を決めており、いずれも4位以上を確定させているため、ラウンド16での直接対決もなくなった。重圧はさほどかからない一戦となりそうだが、ここから先のノックアウトステージの戦いに良い流れを持ち込むためにも、勝利でリーグステージを締めくくりたい。

首位に立つ横浜FMはアウェイで上海海港(中国)と対戦。前節はヤン マテウスのゴールを守り抜き、上海申花(中国)に勝利した。先週末に行われたJ1リーグでは新潟に勝ち切れなかったものの、アンデルソン ロペスにゴールが生まれたのは好材料。今大会ですでに6得点を決めているエースが再び結果を残せるか。

対する上海海港は現在9位と突破のためには勝利が求められる。前節は神戸に完敗を喫しており、後のない状況下で激しい戦いを挑んでくるだろう。

2位の神戸は上海申花の本拠地に乗り込む。前節は武藤 嘉紀のゴールなどで4-0と上海海港を一蹴した。怪我人が続出する厳しい台所事情にあるが、出番を与えられた選手たちの奮起が求められるだろう。

一方の上海申花は10位に沈んでいるものの、突破の可能性はわずかに残されている。前節は敗れたとはいえ横浜FM相手に粘り強い戦いを見せているだけに、神戸とすれば隙を与えない試合運びを実現したいところだ。

3位の川崎Fはホームにセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)を迎える。前節は浦項スティーラーズ(韓国)を4-0で撃破し、先週末のJ1リーグ開幕戦でも4-0と名古屋に快勝を収めた。2試合で8得点と勢いに乗るなか、2戦連発中の山田 新に今回も期待がかかる。

対戦相手のCCマリナーズはここまで未勝利で最下位に沈む。すでに突破の可能性がなくなっており、厳しい状況でこの試合を迎えることになる。5節には神戸に2-3で敗れ、6節では横浜FMに0-4と完敗。7試合で19失点と守備に不安を抱えている。攻撃が機能する川崎Fが再びゴールラッシュを実現する可能性もありそうだ。
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