アルバレスPK弾炸裂!激戦のマドリード・ダービーは決着つかず… | アトレティコ・デ・マドリー
ベルナベウでの激闘の末、1-1のドロー決着
首位のレアル・マドリードを勝ち点1差で追うアトレティコにとって、逆転での首位浮上を懸けた一戦に、シメオネ監督は万全の布陣で臨んだ。累積警告によりル・ノルマンを欠く中、ラングレとヒメネスをCBに起用。サイドにはリーノとジュリアーノの突破力を生かし、最前線にはアルバレスとグリーズマンを並べた。
試合序盤からアトレティコが安定したパフォーマンスを披露し、決定機を作り出したのはアウェイチームだった。13分、ベリンガムのパスミスを拾ったリーノがスペースへ侵入。ペナルティエリア手前でキックフェイントを入れてシュートを放つも、ボールはわずかに枠を外れた。
試合が動いたのは、35分。ハビ・ガランのクロスに反応したリーノがペナルティエリア内でチュアメニに足を踏まれ、VARの介入後、アトレティコにPKが与えられる。グリーズマンに代わり重要な役目を受けたキッカーのアルバレスは、GKクルトワのタイミングをずらした柔らかいシュートをゴール中央へ蹴り込み、先制点を奪った。
そして50分、左サイドに展開したロドリゴにペナルティエリアへの侵入を許し、折り返しからゴール前へクロスが入る。ベリンガムのシュートをヒメネスが弾いたものの、こぼれ球をエムバペに押し込まれ同点に追いつかれた。
シメオネ監督は選手交代で守備を安定させ、1失点に抑えたものの、勝ち越し点を奪うことはできず。これによりアトレティコ・デ・マドリーは首位レアル・マドリードとの差は変わらず、勝ち点49で2位のまま。次節以降の逆転に望みをつなげる形となった。
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