アルバレスPK弾炸裂!激戦のマドリード・ダービーは決着つかず… | アトレティコ・デ・マドリー

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ベルナベウでの激闘の末、1-1のドロー決着

【©️Atleti】

ラリーガ第23節、サンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリード対アトレティコ・マドリードのマドリード・ダービーは、両者譲らぬ攻防の末、1-1の引き分けに終わった。

首位のレアル・マドリードを勝ち点1差で追うアトレティコにとって、逆転での首位浮上を懸けた一戦に、シメオネ監督は万全の布陣で臨んだ。累積警告によりル・ノルマンを欠く中、ラングレとヒメネスをCBに起用。サイドにはリーノとジュリアーノの突破力を生かし、最前線にはアルバレスとグリーズマンを並べた。

試合序盤からアトレティコが安定したパフォーマンスを披露し、決定機を作り出したのはアウェイチームだった。13分、ベリンガムのパスミスを拾ったリーノがスペースへ侵入。ペナルティエリア手前でキックフェイントを入れてシュートを放つも、ボールはわずかに枠を外れた。

試合が動いたのは、35分。ハビ・ガランのクロスに反応したリーノがペナルティエリア内でチュアメニに足を踏まれ、VARの介入後、アトレティコにPKが与えられる。グリーズマンに代わり重要な役目を受けたキッカーのアルバレスは、GKクルトワのタイミングをずらした柔らかいシュートをゴール中央へ蹴り込み、先制点を奪った。

【©️Atleti】

アトレティがリードを持ったまま前半を折り返したが、後半はレアル・マドリードが攻勢に出る。

そして50分、左サイドに展開したロドリゴにペナルティエリアへの侵入を許し、折り返しからゴール前へクロスが入る。ベリンガムのシュートをヒメネスが弾いたものの、こぼれ球をエムバペに押し込まれ同点に追いつかれた。

シメオネ監督は選手交代で守備を安定させ、1失点に抑えたものの、勝ち越し点を奪うことはできず。これによりアトレティコ・デ・マドリーは首位レアル・マドリードとの差は変わらず、勝ち点49で2位のまま。次節以降の逆転に望みをつなげる形となった。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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