丸いと開きやすくて真っすぐだとフェースを合わせやすい。ウェッジの性格は3つの部位を見れば判別できる
【ゴルフサプリ】
スピンがかかりやすかったり打感が良かったり、世の中には魅力的なウェッジが溢れている。だが、種類が多いだけに選ぶのが大変。見た目だけでウェッジの性格や扱いやすさはわからないものだろうか? そんなふうに頭を悩ませているゴルファーのために、プロコーチ・吉本巧に相談してみると「3つの部位を見れば、どんなウェッジかわかりますよ」とのこと。どこをどう見ればわかるのか? 解説してもらおう。
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リーディングエッジの位置とシェイプでウェッジの特性は変わる
【ゴルフサプリ】
プロの中にはここに鉛を貼る人もいます。バックフェースのソール側に穴を穿ったウェッジもありますが、これも低重心を緩和する対策の一つです。ただ、鉛を張って重心を高くするとヘッド自体が重くなってスイングバランスが変わるので注意が必要。逆に穴を穿つとバランスが軽くなってヘッドが効きづらくなります。鉛はすぐに剥がせますが、いきなり穴を穿つのは危険なので、やるなら事前に穴があるウェッジを打ってみた方がいいですね。
2点目はリーディングエッジですが、これはネックの形状、すなわちストレートネックかグースネックかで変わります。ストレートネックのウェッジはシャフトの延長線上か、それより左にリーディングエッジがあり、後者は“出っ歯”などと呼ばれます。これをAとしましょう。一方、グースネックではリーディングエッジがシャフトの延長線上より右にきます。これをBとします。
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B(グース)はリーディングエッジが遅れて入るイメージになります。インパクトでフェースが閉じやすいので、球がつかまって右に行きづらい。トゥ側とシャフトが一直線になろうとする特性があるので、球がつかまりづらくポーンと右に飛び出す人はこちらがおすすめです。インパクトでロフトが立ちやすいので飛びますが、構えづらいと感じる人もいます。昨今このタイプのウェッジは減少傾向のようですが、アイアンセットに含まれるウェッジはこのタイプが多いです。
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例えばウェッジを2本入れるなら、丸みのあるタイプはロフトの大きいウェッジ、真っすぐ系はロフトが小さいウェッジにすると、それぞれの特性を生かし用途別に使い分けることができます。
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よしもと・たくみ ゴルフ修行のため14歳から単身渡米。南フロリダ大在学中は全米を転戦するなど11年間にわたって選手とコーチを経験したのち、日米の20年の経験から吉本理論を構築。プロやアマチュアのスイングコーチをはじめ、フィジカルトレーナー、プロツアーキャディー、メンタルコーチング、クラブフィッティングアドバイザーなども務める。現在は東京・中央区日本橋浜町の「吉本巧ゴルフアカデミー」で指導中。「吉本巧のYouTubeゴルフ大学」も人気。
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