【BOATRACE】予選トップ瓜生正義は12Rで西山貴浩と前田将太の挑戦受ける G1福岡

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 ボートレース福岡の「G1福岡チャンピオンカップ 開設71周年記念競走」(優勝賞金1200万円)は12日、10~12Rで準優勝戦が行われる。予選最終日の4日目も1コースが9勝と圧倒的な強さを見せ、これで予選48レースで1コースは37勝をマーク。1着率は77%にも達した。2、3コースはそれぞれ6、5勝したが、とうとう4コースから外は1着なしのまま5日目を迎える。必ずしも1コースが強くない当地にしては非常に珍しい結果が出ている。準優勝戦もこの流れが続くのだろうか?

 注目の予選トップ争いは地元エースの瓜生正義(福岡出身・福岡支部48歳)【冒頭の写真】に軍配が上がり、2位には毒島誠。3日目までトップの渡辺浩司は4日目に6号艇を残しながらも何とか5着で予選3位に踏みとどまり、準優勝戦の1号艇は確保した。準優勝戦のボーダーは6.00で実に6人が並ぶ大混戦となったが、上位着順差により白井英治だけが脱落。北山康介が18番目で滑り込みセーフとなった。

 準優勝戦のメンバーは次のとおり。

<福岡 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 渡辺 浩司(大分・福岡)
2枠 大上 卓人(広島・広島)
3枠 篠崎 元志(福岡・福岡)
4枠 深谷 知博(静岡・静岡)
5枠 篠崎 仁志(福岡・福岡)
6枠 中島 孝平(福井・福井)
※()内は出身・支部の順

 準優最初の10Rは、G1戦初優勝をめざす渡辺浩司に、篠崎元志・仁志兄弟が挑む図式。篠崎兄弟の直接対決はこれまで53レースもあり、通算成績(先着)は兄・元志の34勝19敗と6割以上の確率で弟には先着。今回も枠番で有利な状況ではある。上位独占をめざす地元3人に大上卓人がどう割って入るかが焦点。

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<福岡 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 毒島  誠(群馬・群馬)
2枠 渡邉 和将(岡山・岡山)
3枠 深井 利寿(滋賀・滋賀)
4枠 福島 勇樹(東京・東京)
5枠 吉田 裕平(愛知・愛知)
6枠 上條 暢嵩(大阪・大阪)

 準優11Rは地元福岡勢が不在。毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真上】がしっかり優出を決めて次走の住之江グランプリに弾みをつけそう。2着争いは枠とパワーの仕上がりで渡邉和将が優勢ではあるが、丸亀周年制覇で史上5組目の親子G1戦制覇(父は徳夫さん)を成し遂げたばかりの吉田裕平も勢いがある。

<福岡 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 瓜生 正義(福岡・福岡)
2枠 西山 貴浩(福岡・福岡)
3枠 前田 将太(福岡・福岡)
4枠 関  浩哉(群馬・群馬)
5枠 木下 翔太(大阪・大阪)
6枠 北山 康介(神奈川・東京)

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 準優12Rは内枠を地元福岡勢が独占。予選トップでパワーも充実の瓜生正義に対し、西山貴浩と前田将太(福岡出身・福岡支部36歳)【写真上】が挑戦状を突きつける。瓜生と西山は住之江グランプリに弾みをつけたいが、前田はまだ来年3月の若松クラシックの出場権を持っておらず、3節前・尼崎G1戦の準優勝戦でFを切ったばかりとはいえ、ここは勝負に出るかもしれない。10月の若松周年準優勝戦でも、前田は1コースの瓜生をまくり(2コース)で沈めている。

 なお、4日目は馬場貴也、山本寛久、和田拓也、大峯豊(後半7R欠場)の4人がいずれも公傷のため帰郷した。

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