【スポナビGolf座談会】「完全に新モデルがおすすめ！」テーラーメイド最新「P7CB・P770アイアン」はどこが変わった？
テーラーメイドの最新アイアン、どこが進化？
小倉：ちょっとハイテク感があるというか、いろんな技術を詰め込んできていますね。
鶴原：詰め込んであるのは上の番手だけですよね。
小倉：セラミックをソールに入れて、トゥ側にタングステンを入れているのは7番までかな。その下でウェッジの手前までタングステンだけ入っている感じですかね。これはこれでよくできていると打っていて感じましたね。
鶴原：本当に打感がよくなっていました。前作に当たるものって軟鉄鍛造なんだけど、打感が僕からすると重すぎてちょっと打ってしんどかったんですよ。ドガシャーンと当たる感じがしてしんどかったけど、今回のP7CBとかはマイルドな感じで打てる。形状も今回よかったです。
石井：テーラーメイドのアイアンという感じですね。
小倉：テーラーメイドらしい良さというか、テーラーメイドのイメージをそのまま反映している感じがありつつ、ある意味感覚的にシンプルになりました。性能的にはいろいろ詰め込んでいるんですけど、打っている感じは余計なことをしないし、いいじゃないかというふうなシンプルな仕上がりになっている感じがします。
鶴原：前作のMCと構え比べても全然P7CBの方がシャープでワクワクする感じがある。両方比べると圧倒的に僕はP7CBを勧めたいですね。MCがひょっとしたら安く出ているかもしれないけど、絶対にP7CBの方がいいと僕は思いました。
鶴原：ハイテク系ですよね。
石井：僕は試打した時に両モデルを打ったんですけど、構えて上から見たら結構似ているなと思ったんです。
小倉：この2モデルはミックスすることも考えられているんですよね。
石井：それを前提としているような感じがしました。P7CBはいい顔だなと思って、じゃあP770と思って持ったらあれ結構似ていると思って打ってみたら球が上がりやすくてやさしい。打感はもちろん弾く感じもするけど、P7CBと並べて置いておいてもある意味コースで成立・共存するだろうと思います。
石井：前作の770を打ったときは、いわゆる中空で見た目もかっこいいし、音はわりと中空の高めの音がしてやさしいんだろうけど、意外と芯を外すと通常のアイアン並みに距離が落ちるというか、意外とミスヒットに寛容性がないなと思っていたんです。
でも、今作のP770はちょっと芯を外しても助けてくれる感じが追加されている感じがします。
鶴原：これも完全に新しいモデルの方がおすすめです。
小倉：同じ名前じゃない方がいいんじゃないの？っていうくらい違いますよね。
鶴原：石井さんが言ったみたいに前作はなんか中途半端な感じがしました。やさしいのか、やさしくないのか、飛ぶのか、飛ばないのかどっちかなみたいな感じ。
それが結構バンとブラッシュアップした感じがありますね。操作もできるし、両方スピンがちゃんと入るのがいいなと思います。
石井：一気に底上げされた感じがします。
小倉・鶴原：そうですね。
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