睡眠と肌荒れの関係

ココカラネクスト

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 秋になって空気も乾燥してきましたね。乾燥する時期に美肌を保つためには質の良い睡眠が欠かせません。

寝不足の状態が続くと自律神経が乱れてしまい、肌の健康を維持できなくなるとご存じでしょうか。

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肌と睡眠
睡眠の質が悪くなると肌にも影響が出ると言われています。
肌のくすみやトラブルに悩む人には良質な睡眠をとれていない人が多いです。睡眠不足だけでなく、寝つきの悪さ、眠りの浅さ、朝の目覚めの悪さなどが肌の美しさや弾力を失わせている可能性があります。

睡眠時間によって男性ホルモンの分泌量が変化する!?
人間の平均睡眠時間は6~7時間程度だといわれています。しかし、それよりも短い時間しか睡眠時間を確保していない人も多いのではないでしょうか。

一見、ただ眠くなるだけだから問題ないと思われがちですが、実は身体の内側で変化が起きています。特に大きな影響となるのが、自律神経の乱れによる「男性ホルモン」の過剰分泌です。

男性ホルモンとは、男性だけでなく女性にも含まれるホルモンのことであり、男性ホルモンが過剰分泌されてしまうと、毛穴は角栓(皮脂の塊)で詰まってニキビができやすくなります。一度ニキビができやすい肌環境ができあがると、そう簡単には改善しません。

もし肌荒れを改善したいのなら、男性ホルモンの過剰分泌を断ち切る必要があると覚えておきましょう。
長く眠るだけでは肌荒れを回避できない
「寝不足・睡眠不足が原因だというのなら、長く眠れば解決できるのでは?」と考える方も多いでしょう。確かに、適正な睡眠時間を確保できれば、男性ホルモンの過剰分泌を抑制できます。

しかし、ただ長く寝るだけでは、肌荒れを改善できません。なぜなら、肌の新陳代謝が高まるのが眠ってから3~4時間の間だからです。

このシンデレラタイムとよばれる入眠後3~4時間に良質な睡眠をとっていることが大切です。この時間にノンレム睡眠という深い眠りにつけていると、成長ホルモンがしっかりと分泌されます。深い眠りに入れるよう、寝つきをよくしましょう。

長時間眠ったとしても、途中から肌の新陳代謝が低下してしまいます。肌荒れ予防を行いたいなら、睡眠時間も大切ですが、それ以上に睡眠の質にこだわることが重要だと覚えておきましょう。

肌荒れを解消するためには、よい睡眠習慣を身につけて表皮・角質のターンオーバーの周期を約28~42日に保たなければなりません。
質の良い睡眠をとるために
メラトニンをしっかり分泌させるという観点から、睡眠がお肌にもたらす影響が浮き彫りになりましたが、より質の高い睡眠を得るには、寝具や寝間着の見直しも効果的です。

特に重要なのが、自分に合った枕を選ぶことです。後頭部・首・肩をバランスよく支えてくれる枕に出合えると寝つきも眠りの深さも変わってくるため、オーダーメイドがおすすめです。また、部屋着で眠ることはせず、パジャマに着替えることも大切。就寝前にパジャマに着替えるという行為そのものが『眠りの時間になる』という意識の切り替えにつながります。

おすすめする寝間着は、夏ならゆとりあるシルエットの綿素材、冬ならフランネル素材。生まれつきお肌の弱い人だけでなく、お肌のバリア機能が低下しているときには、皮膚と寝間着の摩擦が肌荒れを引き起こすこともあるため、綿やフランネルのように通気性が高く、肌触りの優しい素材を選ぶことがポイントです。
[文:meilong スタッフ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

※この記事は2024年8月7日の再投稿(再編集)記事です
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