今年こそメタボ改善に乗り出そう!百害あって一利なしの内臓脂肪対策とは
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おなかが出ていると印象も悪くなります。実は、中年男性がモテない理由の上位は「中年太り」です。さらに、健康を害する可能性も高く、メリットがひとつもありません。
今回は、メタボに着目し、今日から始められるメタボ予防・対策方法までわかりやすくご紹介します。
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1.ここでメタボを食い止めないと!?
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人生100年時代、いつまでも若々しくいたいもの。ここでメタボを食い止めておくことで
健康寿命もぐっと伸ばすことが可能となります。
2.メタボ体型にメリットなし
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メタボになると、糖尿病、高血圧、動脈硬化性疾患など、重病を発症するリスクが高まります。とくに、メタボの人が2型糖尿病になるリスクは標準体型の人と比べて約3倍、心血管疾患リスクも約3倍に高まってしまうといわれています(※1)。
3.メタボ予防!まずは食事の見直しから
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3‐1.普段の食生活を把握する
「自分が毎日何を食べているか」ということは意外と把握しづらいものです。3か月前の食事を正確に記憶している人はいないでしょう。
たとえば、毎日何を食べたかをメモすることで、食生活の傾向を把握できます。これは「レコーディングダイエット」と呼ばれているダイエット方法の一部で、食事を毎日メモすることで、いつ、どんなときに、何を食べているか、摂りすぎているもの、不足しているものを客観的に把握できます。
3‐2.よく噛んで食べる
「食物を噛んで細かくする“咀嚼能率”が低いと、メタボの新規罹患率が2.2倍高くなる」(※2)といわれています。また、「咀嚼能率の低下は『緑黄色野菜や果物の摂取低下』と『米や菓子類の増加』につながる」(※3)といわれていて、メタボの原因の高血糖などに深く関わっていることも。
しっかり噛んで食べることで、脳の満腹中枢にも信号が伝わり、食べ過ぎを抑えることができるほか、交感神経の中枢も刺激され、脂肪分解や燃焼のはたらきが促されます(※4)。
3‐3.漢方薬を飲む
メタボ対策やダイエットには、漢方薬もおすすめです。漢方薬は、からだが本来持っているはたらきを高めて、太りにくく痩せやすい体質へ根本からの改善を目指せます。また、一般的に西洋薬よりも副作用が少ないといわれています。
ダイエットに対しては、「血流をよくして基礎代謝を上げる」「水分の循環をよくして水太りを解消する」「脂肪の吸収を抑え、燃焼をサポートする」「余分な脂肪を便と一緒に排出する」「自律神経を整えてストレス過食を防ぐ」といった作用のある漢方薬を選びましょう。
<ダイエットサポートにおすすめの漢方薬>
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):食欲旺盛でおなか周りの脂肪が目立つ人におすすめです。脂肪燃焼効果を高め、老廃物の排泄を促し、のぼせや便秘の解消にも役立ちます。
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):色白のぽっちゃり体型、いわゆる水太りの人におすすめです。水分代謝を高め、余分な水分を排出し、多汗やむくみの解消にも役立ちます。
4.メタボを予防して魅力ある中年に!
【参考】
(※1)「メタボってなに?」糖尿病情報センター
(※2)(※3)「『よく噛めない』男性はメタボになりやすい 高血圧は3倍超、高血糖は2.7倍に増加」一般社団法人 日本肥満症予防協会
(※4)「噛むこととメタボの意外な関係」噛むこと研究室 ロッテ
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年8月4日の再投稿(再編集)記事です
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