【アルゼンチン共和国杯×過去データ分析】ハンデと前走を入念に確認!
【データ分析】
3歳や4歳の若い馬が有力
■表1 【年齢別成績】
1~3着の7割を斤量減の馬が占める
■表2 【斤量増減別成績】
斤量「今回減」でも前走クラスで大きな差
■表3 【斤量「今回減」に限った前走クラス別成績)】
斤量「今回減」で有利なパターンはコレ!
■表4 【斤量「今回減」と前走クラスに関するデータ】
斤量「増減なし」も前走クラスと着順を確認
■表5 【斤量「増減なし」に関するデータ】
【結論】
前走3勝クラスで好走し、斤量減の4歳馬タイセイフェリーク
斤量「増減なし」も5頭が登録。表5の好走条件に合致するのは、「前走G2で1~9着」のマイネルウィルトス。また、「前走オープン特別(リステッドを含む)で1~5着」にも好走例があり、該当するのはハヤヤッコとマイネルメモリーである。ただし、この3頭のうちマイネルウィルトスとハヤヤッコは8歳の年齢が気がかりで、今回のデータ分析からは4歳のマイネルメモリーを重視したい。
最後に斤量「今回増」だが、複勝率10%に満たないのは表2のとおり。ただ、「今回減」と「増減なし」の好データ馬が少ないことから、チェックはしておきたい。過去10年、斤量「今回増」で好走した2頭はいずれも「前走G2で1~5番人気」で、これに該当する登録馬はクロミナンス、サヴォーナ、ミクソロジーの3頭である。
ライタープロフィール
出川塁(でがわ るい)
1977年熊本県生まれ。上智大学文学部卒業後、出版社2社で競馬専門誌、競馬書籍の編集に携わり、2007年からフリーライターに。「競馬最強の法則」「サラブレ」「優駿」などへ寄稿するほか、出版社勤務時代を含めて制作に関わった競馬書籍は多数。馬券は単勝派だが、焼肉はタン塩派というわけではない。メインの競馬のほか、サッカーでも密かに活動中。
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