ドラフト会議本番直前!「候補選手番付」&「仮想ドラフト」 赤星憲広が注目する候補選手は?
「仮想ドラフト」12球団の1位指名はどうなった!?
単独1位指名という結果になったと中村優斗(愛知工業大/右)と藤田琉生(東海大相模高/左) 【写真は共同】
【1巡目指名】
埼玉西武|西川史礁 外野手 青山学院大
中日|中村優斗 投手 愛知工業大
オリックス|西川史礁 外野手 青山学院大
東京ヤクルト|金丸夢斗 投手 関西大
東北楽天|宗山塁 内野手 明治大
広島東洋|宗山塁 内野手 明治大
千葉ロッテ|金丸夢斗 投手 関西大
横浜DeNA|藤田琉生 投手 東海大相模高
北海道日本ハム|宗山塁 内野手 明治大
阪神|金丸夢斗 投手 関西大
福岡ソフトバンク|宗山塁 内野手 明治大
読売|金丸夢斗 投手 関西大
最初の入札指名の結果、中日の愛知工業大・中村投手、DeNAの東海大相模高・藤田投手の交渉権が確定。中村投手の単独指名について赤星さんが「狙っていました」と言えば、藤田投手を単独指名した西尾さんも「迷ったんですけど、ベイスターズは最近スケールが大きな選手に行きがちだから、即戦力よりもスケールで。あとは地元なので」とその指名理由を明かしました。
抽選となったのは青山学院大・西川選手(西武、オリックス)、関西大・金丸投手(ヤクルト、ロッテ、阪神、巨人)、明治大・宗山選手(楽天、広島、日本ハム、ソフトバンク)の3選手。
抽選は各球団担当が順番にくじを引いていき、「当たり」が出た時点で終了する方式。まずは西川選手の抽選が行われ、西武担当のいけださんが見事に当たりくじを引き当てました。
続いて行われたのは金丸投手の抽選。ヤクルト、ロッテ担当のいけださんが連続で外すと、3番目に引いた阪神担当の赤星さんが見事に当たりを引き当てました。赤星さんは右手で「交渉権確定」と書かれた用紙をカメラに見せて「どうだ!」とアピール。「これはうれしい!やったよ!」と大喜び。
最後に行われたのは宗山選手の抽選。こちらは楽天担当の西尾さん、広島担当の赤星さんが外し、3番目に引いた日本ハム担当のいけださんが当たりくじを引き当てました。
この時点で1位指名選手が決まっていないのはオリックス、ヤクルト、楽天、広島、ロッテ、ソフトバンク、巨人の7球団となり、外れ1位指名の入札が行われました。例によって3人は互いにわからないように外れ指名選手の名前を記入して番組スタッフに提出し、名前が読み上げられるのを待ちました。
東北楽天|佐々木泰 内野手 青山学院大
千葉ロッテ|篠木健太郎 投手 法政大
これでようやく12球団の1巡目指名の顔ぶれがそろいました。
【1巡目指名(確定版)】
■埼玉西武
◎西川史礁 外野手 青山学院大
■中日
◎中村優斗 投手 愛知工業大
■オリックス
×西川史礁 外野手 青山学院大
×渡部聖弥 外野手 大阪商業大
◎柴田獅子 投手 福岡大大濠高
■東京ヤクルト
×金丸夢斗 投手 関西大
◎今朝丸裕喜 投手 報徳学園高
■東北楽天
×宗山塁 内野手 明治大
×石塚裕惺 内野手 花咲徳栄高
◎佐々木泰 内野手 青山学院大
■広島東洋
×宗山塁 内野手 明治大
◎渡部聖弥 外野手 大阪商業大
■千葉ロッテ
×金丸夢斗 投手 関西大
×石塚裕惺 内野手 花咲徳栄高
◎篠木健太郎 投手 法政大
■横浜DeNA
◎藤田琉生 投手 東海大相模高
■北海道日本ハム
◎宗山塁 内野手 明治大
■阪神
◎金丸夢斗 投手 関西大
■福岡ソフトバンク
×宗山塁 内野手 明治大
◎齊藤大翔 内野手 金沢高
■読売
×金丸夢斗 投手 関西大
◎石塚裕惺 内野手 花咲徳栄高
赤星さんは自身のくじ運の強さについて「阪神の時だけはすごく色んなものを背負っている感がありました。それだけはわかってください」と振り返り、いけださんは「これだけ(指名が)被って選手を取り合うというのがドラフトの醍醐味ですし、各球団の色が出た指名になった」と振り返りました。西尾さんは「本番も抽選は1度では終わらなそう。渡部選手、石塚選手、佐々木選手が残ったりと、抽選が2度くらいはあるのではないか」と仮想ドラフトの1位指名を終えて、本番への予想も口にしました。