理想を追求した新ウェッジ!扱いやすくスピン性能も◎ キャロウェイ「OPUS ウェッジ」

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2024年9月、キャロウェイから新たに「OPUS ウェッジ」が発表されました。そこでクラブフィッターの小倉勇人さんに、最新ウェッジの特徴を詳しく解説していただきました。

OPUS ウェッジの特徴と性能

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従来キャロウェイはウェッジには「JAWS」というブランド名を使ってました。ブランドチェンジしてもいいのではないかというくらい自信のあるウェッジができたということで、OPUSという名前で新たなブランドとしてウェッジが登場したのです。

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極端にすごいテクノロジーが搭載されているわけではなく、ある意味シンプルにできている印象です。

JAWSで採用されていた37Vという溝の角度はそのままに、ルール範囲の体積を維持するために溝の幅を狭くし、従来よりも溝を2本増やしたことでスピン量が大幅に増加しました。

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さらに評判のよかったブラスト処理、いわゆるフェース面のざらざら感は従来のものを引き継ぎながら、マイクロフィーチャーという溝の間のミーリングも搭載されています。従来の技術を継承しながら技術的なものはシンプルに仕上がっています。

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今回OPUSで一番こだわった部分はフォルムだそうです。約19か月くらい前から何度もプロトタイプを作り改良を重ね、いろんなプロからヒアリングをして、理想と言われるような形状を追求してできたのがOPUSです。

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驚くほどのテクノロジーの変化はないけど、バランスやフェース面の溝とか基本となるシェイプなど、ウェッジの基本を見直して作られています。

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ロフト構成は48°〜60°の2°刻みで7種類ラインナップされていて、ソール形状は4タイプあります。スタンダードのS、ワイドソールのW、トレーリングエッジが削られたCと、さらにそこの削りが大きいTという4モデルになってます。

OPUS ウェッジを試打した印象

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試打して一番感じたのは、ボールに素直にコンタクトできて、思ったよりボールが低く出るという点。フェース面にボールが結構食いつくので、少し低めに出てスピンががっつり入ります。これはスピンを重視する人は特に芝の上で1回打った方がいいです。

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試打したのは56°のSグラインドでしたけど、しっかりソールも働いてボールも拾ってくれるし、なによりボールにコンタクトしやすい。これはおそらく重心位置の関係だと思いますが非常にボールが拾いやすかったです。

ウェッジは打ち方などの相性もあるので、ソールの形状なども踏まえても直感で打てるウェッジなんじゃないかと少し感じました。

私のイメージとしては思ったより低く出る印象でしたが、それは多分フェース面のボールの食いつきによるもので使っていれば慣れると思います。なによりあれだけ安定してスピンがかかってくれるのであれば、ちょっと奥に下ってしまった下りのアプローチとかも怖くなくできるのではないでしょうか。

多くのツアープロがOPUS ウェッジにチェンジしているという話も聞きます。ウェッジは自分の手先のようにボールをコントロールするクラブなので、性能はもちろん扱いやすさが今回のOPUSウェッジのカギではないかと思います。非常に扱いやすくスピン性能も高いモデルです。

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なお、ショップ限定にはなりますが上部にタングステンのバーを搭載した、いわゆるハイテクでごりごりのスピンをかけられるOPUS PLATINUMウェッジもあります。スピン命という人はこのモデルもチェックしてみてください。

キャロウェイのウェッジをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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