2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】燕の主砲が看板越え特大弾含む4本塁打の大爆発 パでは鴎の助っ人砲が4戦連発でトップに

データスタジアム株式会社

自慢のパワーを見せつけたロッテの助っ人が1位に

 パ・リーグの野手では、ホームランを量産したソト(ロッテ)がトップに立った。2位には4試合で3度のマルチ安打を記録したレイエス(日本ハム)、3位にはリードオフマンとして打線をけん引した小郷裕哉(楽天)が名を連ねた。

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1位 ソト(ロッテ)
 対象期間中は20打数10安打4本塁打と持ち前の打棒を発揮。9月10日のオリックス戦で2本のアーチを描くと、翌11日には3ランを放ってチームの勝利に貢献。13日の西武戦では4戦連発となる2ランが飛び出し、3年ぶりのシーズン20本塁打をマークした。

2位 レイエス(日本ハム)
 9月11日の西武戦では、延長11回に甲斐野央が投じた153キロの速球を捉え、来日初のサヨナラアーチを記録。さらに16日の楽天戦では、初回に岸孝之の112キロのカーブを技ありのホームラン。8月度の月間MVPに輝いた助っ人が、今回の対象期間中でも13打数7安打2本塁打と快打を連発した。

3位 小郷 裕哉(楽天)
 9月14日の日本ハム戦では3安打をマークするなど全5打席で出塁。16日の試合では、先制を許した直後の1回裏に今季3本目となる先頭打者本塁打をマーク。対象期間中は18打数7安打4四死球と高い出塁能力を発揮し、リードオフマンの役割を果たした。

劇的勝利を呼び込んだ日本ハムの2投手がランクイン

 パ・リーグの投手部門では、今季3度目の完封勝利を挙げた伊藤大海(日本ハム)が1位に輝いた。2位には昨季に続く2ケタ勝利をマークした小島和哉(ロッテ)、3位には本拠地のマウンドで力投を披露したバーヘイゲン(日本ハム)が続いた。

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1位 伊藤 大海(日本ハム)
 9月10日の西武戦では、初回に招いたピンチを連続三振で脱出。その後は相手に三塁を踏ませないピッチングを展開し、最終的に9回4安打無失点、今季最多となる10個の三振を奪う快投。9回裏に水野達稀のサヨナラ打が飛び出し、伊藤はシーズン12勝目を完封で手にした。

2位 小島 和哉(ロッテ)
 9月14日の西武戦で先発。得点圏に走者を抱える場面をつくりながらも、要所を締める投球で得点を許さず。4年ぶりとなる2ケタ奪三振をマークするなど、7回無失点の好投でシーズン10勝目をつかみ、2022年から続く西武戦での連勝を9に伸ばした。

3位 バーヘイゲン(日本ハム)
 9月11日の西武戦では、150キロ前後のツーシームと鋭いスライダーを軸に相手打線を翻弄(ほんろう)。6回にはライト・万波中正の好返球にも助けられ、最終的に7回無失点9奪三振の力投を披露。5試合ぶりの白星こそ付かなかったものの、チームは延長戦の末にサヨナラ勝利を収めた。

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