2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】快音連発の“夏男”清宮幸太郎がトップ 投手は巨人、ロッテ勢が上位にランクイン

データスタジアム株式会社

【写真は共同】

 スポーツナビでは2024シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。野手では「wRAA(weighted Runs Above Average)」、投手は「RSAA(Runs Saved Above Average)」(いずれもその選手が平均的な選手と比較してどれだけチームの得点貢献を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化する。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。

本塁打を量産した北のスラッガーがトップに

 パ・リーグの野手では、持ち前の長打力を発揮した清宮幸太郎(日本ハム)が1位。2位には自己最多に並ぶ5号2ランを放った藤岡裕大(ロッテ)、3位には打線をけん引する活躍を見せた森友哉(オリックス)がランクインした。

【画像提供:データスタジアム株式会社】

1位 清宮 幸太郎(日本ハム)
 8月6日の楽天戦で先制の適時二塁打を含む3安打を放ち、11日の西武戦では球団通算8500号となる2ランで今季初の2試合連続本塁打をマーク。対象期間中は20打数9安打3本塁打と快打を連発し、12球団トップの9打点を挙げる活躍を見せた。

2位 藤岡 裕大(ロッテ)
 8月7日のソフトバンク戦では2安打3出塁を記録し、翌8日の試合でも適時打を含む2安打の活躍。11日のオリックス戦ではキャリアハイに並ぶ5号2ランを放つなど、対象期間中は13打数6安打とバットで存在感を示した。

3位 森 友哉(オリックス)
 8月7日の西武戦では6回に同点2ランを放ち、翌8日の試合でも7回に貴重な追加点となる2ランを記録。さらに対象期間中は計6四死球を記録するなど、出塁率.600をマーク。中軸打者として打線に勢いをもたらす働きを見せた。

2本のアーチでチームの連敗を止めたヤクルト・長岡

 セ・リーグの野手では、自身初の1試合2本塁打をマークした長岡秀樹(ヤクルト)が1位に輝いた。2位には計12安打と快打を連発した梶原昂希(DeNA)、3位には一軍に合流して期待に応える活躍を見せた石川昂弥(中日)がランクインした。

【画像提供:データスタジアム株式会社】

1位 長岡 秀樹(ヤクルト)
 対象期間中は4度のマルチヒットを記録し、8月10日のDeNA戦で2ラン、翌11日の一戦では自身初の1試合2本塁打とパンチ力も発揮。6試合で計22打数11安打7打点と多くの得点を生み出し、守備でも好プレーを披露するなど、攻守にわたって活躍を見せた。

2位 梶原 昂希(DeNA)
 8月9日のヤクルト戦で今季1号2ランを含む3安打をマークすると、翌10日の一戦では自己最多となる1試合5安打を記録。対象期間中は出場した5試合すべてでヒットを放ち、計12安打と打線をけん引する働きを見せた。

3位 石川 昂弥(中日)
 一軍昇格を果たした8月6日の試合で二塁打をマークすると、8日の一戦では約3カ月ぶりとなるホームラン、9日には今季2度目の猛打賞と期待に応える活躍。対象期間中に放った9安打のうち4本が長打と持ち前のパワーを見せつけた。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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