【福岡ソフトバンクホークス】「帰ったら『楽しかったよ!』と伝えます」世界少年野球大会に参加した子どもたちをドームに招待

福岡ソフトバンクホークス
チーム・協会

【© SoftBank HAWKS】

福岡ソフトバンクホークスは4日、福岡県内で5日まで行われる「第30回世界少年野球大会」に参加した少年少女と関係者、およそ700人をみずほPayPayドームでの日本ハムファイターズ戦に招待しました。
大会は福岡では初開催。主催する世界少年野球推進財団(WCBF)の理事長でもあるホークスの王貞治会長も見守る中、子どもたちはキラキラした目でプロのプレーを目に焼き付けました。

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午後1時のプレーボールを前に、一行はドームに隣接するBOSS E・ZO FUKUOKA内の「王貞治ベースボールミュージアム Supported by DREAM ORDER」を訪れました。
通算868本塁打の世界記録を誇り、2006年第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では監督として日本を世界一に導くなど歴史を切り開いてきた王会長のこれまでの歩みに触れ、バッティングやピッチングなどを体験できるアトラクションも堪能。王会長も訪れ、記念撮影などで交流を深めました。

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その後はドームに移動しホークスの練習を見学。打撃ケージに入った山川穂高選手がスタンドに大きな打球を放り込むと、子どもたちは「わあ〜!」と目を丸くしながら歓声を上げました。

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試合前のセレモニアルピッチには大会初参加のベトナムから5人が登場。チャン・パオ・ランさん(10)とホー・コン・ランさん(11)の2人が捕手役を務めた又吉克樹投手、緒方理貢外野手のミットをめがけてボールを投げました。スタンドを埋め尽くす大観衆に「驚いた」と声をそろえた2人は、大役を果たし「素晴らしい経験ができて自分の自信になりました。ベトナムに帰ったら『楽しかったよ!』とみんなに伝えます」とうれしそうに話しました。
この日はイベント「鷹祭SUMMER BOOST」の最終日。地元ファンの熱気と重なるように子どもたちも熱い応援を繰り広げ、7回裏のホークスの攻撃前、恒例のジェット風船飛ばしで盛り上がりは最高潮に達しました。試合は息詰まる展開となり、1点を追う9回、正木智也選手が犠牲フライを放ち同点に追いつくと、続く柳町達選手のヒットで劇的なサヨナラ勝ち。レボリューションイエロー一色に染まったスタンドに未来を担う子どもたちの国境を越えた笑顔の輪が広がりました。

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締めくくりは今大会の最後の公式行事です。試合後、参加者全員がスタンドからグラウンドに移動してフェアウェル式が行われました。挨拶に立った王会長は子どもたちの目を見ながら「今日の試合はいい思い出になりましたか」とニッコリ。「君たちのために、お膳立てしたような試合になってすごく興奮したと思います。僕も興奮しました。それぞれの国に帰っても今回の思い出を忘れないように、しっかり自分の胸に焼き付けてください」と呼びかけました。

7月28日のウェルカムパーティーから始まった日程は予定通り終了。大会が掲げたスローガンは〈One Dream〜つなごう、福岡の地で〜〉でした。福岡は「第二の故郷」という王会長は感慨を込めて「みんなにお礼を言いたいと思います。ありがとう」と手を振りました。

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