【BOATRACE】予選1位守り抜いた山口剛に大チャンス! 菊地孝平、齊藤仁も準優1枠 大村オーシャンカップ
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注目の予選トップ争いは山口剛(広島出身。広島支部41歳)【冒頭の写真】が4日目前半5Rで5着と敗れたことで、一時は瓜生正義、土屋智則を加えた3人が同率で並ぶ大混戦になったが、山口は後半10Rで土屋(6着)の前を走る2着で11R瓜生の結果待ちとなり、その瓜生は6号艇だったこともあって5着。こうして、山口のトップ通過がようやく確定。予選2位は3日目終了時点で4位だった菊地孝平、予選3位には同11位タイだった齊藤仁が浮上。瓜生は5位、土屋は9位まで順位を落とし、準優1号艇を逃してしまった。
また、18番目の争いも大混戦。得点率6.00で4人が並んだが、上位着順差で中田竜太と坪井康晴が滑り込みセーフ、吉田拡郎と片岡雅裕は悔しい予選落ちとなった。なお、渡邉優美は4日目3RでFに散り、その3Rで繰り上がり1着の小池修平はSG戦初勝利をマーク。ただ、小池は初日にFを切っていたこともあり、いつものようなにぎやかな水神祭は行われなかった。
準優勝戦のメンバーは次のとおり。
<大村 5日目 9R 準優勝戦>
1枠 齊藤 仁(東京・東京)
2枠 宮地 元輝(佐賀・佐賀)
3枠 土屋 智則(群馬・群馬)
4枠 磯部 誠(愛知・愛知)
5枠 毒島 誠(群馬・群馬)
6枠 西山 貴浩(福岡・福岡)
※()内は出身・支部の順
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2号艇にはSG戦で連続優出中の宮地元輝、3号艇には前回、尼崎SG戦のグランドチャンピオン覇者の土屋智則、さらに磯部誠、毒島誠と強敵ぞろいの激戦。6号艇の西山貴浩が前付け宣言をしているだけに、全艇スローの進入になるかもしれない。ダッシュ勢の脅威がなくなる全艇スローの進入は、齊藤には願ってもないことだろう。
<大村 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 菊地 孝平(岩手・静岡)
2枠 瓜生 正義(福岡・福岡)
3枠 椎名 豊(群馬・群馬)
4枠 石野 貴之(大阪・大阪)
5枠 篠崎 元志(福岡・福岡)
6枠 中田 竜太(福島・埼玉)
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<大村 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 山口 剛(広島・広島)
2枠 峰 竜太(佐賀・佐賀)
3枠 茅原 悠紀(岡山・岡山)
4枠 島村 隆幸(高知・徳島)
5枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)
6枠 坪井 康晴(静岡・静岡)
オール2連対こそ途切れたが、しっかり予選トップ通過を果たした山口剛。2022年にはボートレースメモリアル、ボートレースダービー、チャレンジカップとSG戦で3大会連続準優勝という快挙もあったが、実は優勝となると2010年3月平和島のボートレースクラシックの1回だけ。もう14年以上もSG戦制覇から遠ざかっている。しかし、今回は間違いなく大チャンスが到来。ここをしっかり逃げれば優勝戦の1号艇が待っている。もちろん、このレースにも峰竜太、茅原悠紀、遠藤エミら強敵がそろっているが、峰の仕上がりが今ひとつになってきた分、山口が逃げる確率はかなり高そう。むしろ茅原の3コースからのまくり差しが脅威かもしれない。
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