2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

データで選ぶ前半戦MVP セ投手は若手右腕上位に、パは鷹の好打者がダントツ

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楽天の開幕投手がトップに輝く

 パ・リーグ投手部門では、5月以降安定した投球を続けている早川隆久(楽天)が1位となった。続く2位には104回を投げて106奪三振を積み重ねている種市篤暉(ロッテ)、3位にはリーグトップの防御率1.57をマークしているモイネロ(ソフトバンク)が名を連ねた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 早川 隆久(楽天)
 プロ4年目にして初の開幕投手を務めた今季は、ここまで7勝3敗、防御率2.21と好成績を収めている。特に5月以降は11登板すべてでクオリティースタートを記録するなど安定した投球を続けており、その間は被本塁打がゼロという点も高く評価された。

2位 種市 篤暉(ロッテ)
 前半戦最後の登板こそ振るわなかったが、その前まで10試合連続でクオリティースタートを記録するなど、開幕から先発陣をけん引している。ここまで投球回を上回る106奪三振をマークしており、RSAAにおいてはこの奪三振能力の高さが評価につながった。

3位 モイネロ(ソフトバンク)
 今季から先発を務めている左腕は、6月に4戦3勝、防御率0.67の成績で月間MVPに輝くなど、新たな持ち場でも実力を存分に発揮。ここまでリーグトップの防御率1.57をマークしており、首位を走るチームにおいて抜群の存在感を示している。

オールスターファン投票で1位に輝いた虎の右腕がトップ

 セ・リーグの投手では、安定した投球で開幕からローテーションを守っている才木浩人(阪神)が1位に輝いた。続く2位にはチームトップの7勝を挙げている髙橋宏斗(中日)がランクイン。3位に入った村上頌樹(阪神)は奪三振率と与四球率の優秀さが高評価につながった。

【データ提供:データスタジアム】

1位 才木 浩人(阪神)
 今季はここまで16試合に先発して8勝3敗、防御率1.20の好成績をマーク。リーグトップの4完投に加え、5月19日から6月16日の登板にかけて35回1/3連続無失点を記録するなど、開幕から先発投手陣の柱としてチームを支えている。

2位 髙橋 宏斗(中日)
 ここまで規定投球回には未到達ながら防御率0.52と抜群の成績を残しており、チームトップの7勝をマーク。奪三振率8.37と持ち前の力強い投球を披露している。7月5日の試合では99球で完封勝利を収め、自身初となる“マダックス”を達成した。

3位 村上 頌樹(阪神)
 昨季シーズンMVPに輝いた虎の右腕が3位に入った。今季は援護に恵まれないこともあって3勝にとどまっているが、K/BBはリーグ2位の5.12と奪三振能力と制球力の高さは健在。特に甲子園では防御率0.74をマークしており、本拠地で無類の強さを見せている。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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