熱狂&満腹のグルメスタジアム、西武「ベルーナドーム」へ 話題の「獅子まんま」の魅力を現地から徹底紹介

加賀一輝

【写真:著者撮影】

 過去23度のリーグ優勝、13度の日本一を誇る埼玉西武ライオンズ(回数は前身球団の分も含む)。近年では2018、19年にリーグ連覇を果たしたパ・リーグの名門で、現在はチームのレジェンドでかつての名ショート・松井稼頭央監督が率いています。WBCで活躍した源田壮亮選手など投打にタレントがそろっており、今季は5年ぶりの王座奪還へ邁進中。開幕から3カード連続勝ち越しを決めるなど、好スタートを切っています。

 ライオンズの本拠地は、埼玉県所沢市にある「ベルーナドーム」。緑豊かな環境に加え、「グルメスタジアム」と称されるほど食に力を入れている球場です。ベルーナドームのグルメを紹介する「#獅子まんま」で投稿されるファンの方々の投稿はどれもおいしそう!今回はグルメを中心にベルーナドームにおける観戦の魅力をお伝えします!

まずはグッズを調達!

【写真:著者撮影】

 試合開始まで時間に余裕があれば、応援グッズの調達をしましょう!

 メインゲートの左側にある「ライオンズ チームストア フラッグス」は、60平方メートルを超える2階建ての大型店。ユニフォームやタオルといった定番グッズから、日常で使える小物類まで幅広くそろえています。

【写真:著者撮影】

 観戦の思い出にお土産を購入するのもいいですよね。新発売の「ライオンズマドレーヌ」は、エース・髙橋光成投手と不動の二塁手・外崎修汰選手のご実家がリンゴ農家であることから生まれた商品。選手にまつわるプチトリビアとともに楽しむのはいかがでしょうか。

開始前に腹ごしらえ

【写真:著者撮影】

 ここからはスタジアムグルメを堪能していきましょう。三塁側スタンド、一塁側スタンド、場外キッチンカーに所狭しとお店が並んでいるので、初見では目移りするのが必至。その時の気分で食べたいものを決めても良し、「#獅子まんま」の投稿を参考に予め行きたい店を定めて攻めていくのも良し。きっと、あなたの好みが見つかるはず!

【写真:著者撮影】

 筆者は三塁側スタンド最上部の「エルズクラフト supported by BREWDOG」がお気に入り。スコットランドのクラフトビール・BREWDOGのオフィシャルバーが野球場に登場するのは世界初で非日常感を味わえますし、もちろんビールとクラフトピザの相性は抜群! これを体感しないとベルーナドームに来た感じがしません。

 一点注意なのは、人気のお店ゆえ並ぶのは必至。それでも行列覚悟で味わう価値はあります!

【写真:著者撮影】

 球場で食べるグルメで楽しみなのが「選手プロデュースグルメ」。各球団で趣向を凝らしたメニューを開発していますが、もちろんライオンズもさまざまなメニューが発売されています。

 この日の先発ピッチャーは平良海馬投手ということで、「平良海馬のグリーンタコライス」を注文。野菜が多くヘルシーなので、女性にもおすすめできるメニューです。

 このメニューは一塁側・三塁側のどちらでも購入することができ(※ともに「リトル沖縄」というお店で購入可能)、わざわざ反対側のスタンドまで買いに行く必要がないのはありがたい! また、ランダムで配布される選手カードは3種類あり、コンプリートするまで食べたくなりますね。

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著者プロフィール

1988年3月6日、愛知県生まれ。成蹊大学卒業後、一般企業を経て独立。ライティング、MCなど幅広く活動する。2016年〜23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。

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