千葉ジェッツのジョン・ムーニーが1月のMVPに…献身的なプレーでチームを支えて8戦無敗に貢献
コート内外で充実の日々「これからも日本でプレーしたい」
ブースターへの感謝を口にした 【提供:千葉ジェッツ】
(即答で)ギャビン・エドワーズ(宇都宮ブレックス)。
――昨シーズンまでチームメートだった選手ですね。理由も教えてください。
千葉で2シーズン一緒にプレーして、今シーズンも同地区でも対戦していますから。良くも悪くもお互いのいいところを知っているので、マッチアップが楽しみですね。
――ムーニー選手は大学卒業後、オーストラリアで1年プレーして、そこから千葉Jに加わりました。事前に持っていたBリーグの印象と、いざ来日してからご自分で感じた印象に、違いはありましたか?
日本でプレーしていた知り合いからも話を聞いてからここに来ましたが、彼らの話はすべて本当でした。「素晴らしい環境だ」と聞いていましたけど、実際に来てみたらどれも事実でした。今は日本をホームだと思えるくらい馴染んでいます。
日本はどのクラブもファンの熱量が本当に高いなと感じますが、千葉Jのブースターは本当に信じられないくらい素晴らしくて、コートにポジティブな力を与えてくれています。そんな皆さんの前でプレーすることは本当に誇りですし、千葉Jに来て良かったです。
――逆にBリーグに来た当初はここに苦しんだ、アジャストが難しかったという部分はありましたか?
まずスケジュールですね。土日が連戦で、水曜日にも試合があったりします。試合数が圧倒的に多いので、そこのアジャストは難しかったです。あとオーストラリアもフィジカルが必要なリーグですけど、日本のほうがタフなのかなと感じる部分もあって。それは対戦相手にもレベルの高いビッグマンがいるからです。
――適応するための工夫はありましたか?
毎試合どんな準備をするか、ケアをするかも含めてトレーナー陣やフィジカルコーチと話し合いました。あとは睡眠と、先ほども言った「継続性」ですね。ルーティンを探していく中で睡眠、ケア、トレーニング、食事を(同じサイクルで)続けていくことが大事だなと考えるようになりました。
――オフの日によくすることがあったら教えてください。
ゴルフです。千葉県内のゴルフ場でラウンドをしています。あとは東京に出かけてみたり……。日本食を食べるのも好きです。
――富樫選手がゴルフ好きというのは前に本人から聞きましたけど、ムーニー選手は誰とラウンドするんですか?
(富樫選手とも)何回か一緒にラウンドしました。
――ゴルフの腕はどちらが上ですか?
勇樹よりは上手ですね。彼のスコアが100くらいで、自分は80〜90くらい。勇樹はバスケほどゴルフが……(笑)。
――日本食と言ってもいろいろありますが、「これ」という好物はありますか?
(即答で)寿司。
――ムーニー選手ならば回転寿司ではなく、「回らない寿司」のほうでしょうか?
両方とも行きますよ!
――話を戻しますが、チームは1月、2月と上り調子で現在B1東地区3位です。シーズンも間もなく終盤ですが、チャンピオンシップに向けてどうお考えですか?
チーム状態は徐々に良くなっていますが、決して満足はしていませんし、成長の途中だと感じています。少しずつ積み重ねていきながら、まず一つの目標である天皇杯、そしてチャンピオンシップ出場獲得へ挑みたいです。何が起こるかわかりませんが、一つひとつの努力を続けていきます。
――千葉ジェッツブースター、日本のバスケットボールファンにメッセージをお願いします。
千葉ジェッツブースターの皆さん、日頃から本当に熱い応援をありがとうございます。月間MVP受賞を誇りに思いますし、皆さんのサポートの証でもあるので、すごく感謝しています。Bリーグの他チームをサポートする皆さんも含めて、たくさんの応援に感謝を申し上げます。
これからも日本でバスケットボールをプレーしたいと考えていますので、今後もよろしくお願いします。