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2023年発売モデルから厳選！ギア好き小倉さんが「これは打ってほしい」と思ったパター3選

スポナビGolf 2023年12月31日 8:00

【スポナビGolf】

パター好きなクラブフィッターの小倉勇人さんに、2023年に発売された新作パターの中から「ゴルファーの皆さんにぜひ打ってほしい」というパターを3モデル選んでいただきました。

プロギア「シルバーブレードセンタードシリーズ」

【スポナビGolf】

まずはプロギア「シルバーブレードセンタードシリーズ」です。このシリーズは珍しくて、センタードという名前が示すようにセンターシャフト専用のブランドです。

【スポナビGolf】

センターシャフトは他のクラブとネックの付き方が違うので、やさしいという人と芯を外した時にズレやすいと感じる人がいます。

ただ、このパターは、センターシャフトの難しいと言われる部分をうまく軽減させて、オフセットセンターシャフトでかまえやすさと安心感を実現しています。深重心・高慣性モーメントでセンターシャフトに最適な設計になっているのです。

センターシャフトが特殊なパターではない、難しいパターではないというのをぜひ体感していただきたいと思って選びました。

【スポナビGolf】

特に感じていただきたいのはアルミフェースの打感です。私はすごく好きです。ソリッドの中に柔らかさがあり、非常に独特な気持ちいいです。アルミフェースの打感をみなさんにぜひ感じてもらいたいですね。

シルバーブレード Centered 01OS パター

オデッセイ「Ai-ONE ロッシー S」

【スポナビGolf】

2本目はオデッセイ「Ai-ONE シリーズ」のロッシー Sというパターです。キャロウェイ契約プロのジョン・ラームも使っているモデルです。

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「マレット」で「ショートスラント」という流行りを組み合わせたモデルになります。

【スポナビGolf】

AIが設計したインサートの転がりのばらつきの少なさも、体感してもらいたい点のひとつです。

【スポナビGolf】

そしてマレット型のやさしさ。フェースバランスの多い中でトゥハングの大きいもので、ストローク中に開閉する動きがフェースバランスと違うやさしさがあります。

【スポナビGolf】

リズムのとりやすさやボールのつかまりなどが合う・合わないはもちろんありますが、他のクラブとのつながりも考えつつ、やさしく仕上がっている印象があります。

流行りを抑えつつ有名プロも使っていて、機能が高いモデルを皆さんにも打ってもらいたいです。

Ai-ONE ROSSIE S パター

テーラーメイド「TPトラスパター M4TH」

【スポナビGolf】

3つ目はテーラーメイド「TPトラスパター M4TH」です。

【スポナビGolf】

まずはトラスホーゼルです。ネックを広げることによって芯を外した時の転がりの差を少なくするという技術です。トラスホーゼルを搭載したパターは4代目になりますが、着実に進化を感じます。

【スポナビGolf】

今回はトラスホーゼルの中をくり抜いてカーボンにすることで、軽くして重心が上がることを防ぐという加工がされています。細かい部分が積み重なって着実に進化しているのを感じるポイントです。

TPトラスパター M4TH トラスヒール

2023年発売の打ってみてほしいパター　まとめ

【スポナビGolf】

今回紹介したパターは、それぞれが際立った個性やコンセプトがあります。

インサートでミスに強くする。ネックでミスに強くする。センターシャフトというパターを極めてみる。パターほどクラブルールの幅の広いものはありません。ボールを転がすだけに使うクラブですけど、ルールの幅が広いからこそフィーリングにしっかりと違いがでます。ぜひ皆さん手に取って打ってみてください。パターは非常に面白いですよ。