前田が27ゴール目を記録!セルティックは2-0で準決勝進出
2-0でハイバーニアンを撃破
グラスゴー、セルティック・パーク
セルティック 2-0 ハイバーニアン
(前田 39’ イダ 90’+2’)
スコティッシュ・カップ準々決勝、国内三冠(トレブル)を目指すセルティックは、本拠地セルティック・パークでハイバーニアンと対戦。ブレンダン・ロジャーズ監督は、最前線にジョタ、前田大然、キューンの3人を配置し、2列目には旗手怜央がスタメンに名を連ねた。また、センターバックのカーター=ヴィッカースは、この試合でセルティック通算150試合出場を達成した。
試合は序盤からセルティックが主導権を握り、ハイバーニアンゴールを何度も脅かす。しかし、相手GKスミスのビッグセーブが連発し、なかなかゴールネットを揺らすことができない。
均衡が破れたのは39分。左サイドからシュルップがゴール前に正確なクロスを送ると、キューンがダイレクトでシュート。しかし、ここもスミスの好守に阻まれる。だが、こぼれ球に素早く反応した前田が、至近距離から冷静に押し込み、今季27ゴール目を記録。ついにセルティックが先制に成功した。
さらに41分、セルティックは追加点のチャンスを迎える。中央の旗手がボールを受けると、ワンタッチでコントロールし、そのまま強烈なミドルシュートを放つ。しかし、ここもスミスのファインセーブに阻まれ、追加点とはならなかった。
1点リードで前半を折り返したセルティックは、後半も同じメンバーで臨む。
61分には、右サイドでキューンのスルーパスを受けたジョンストンがオーバーラップし、鋭いクロスを供給。ファーサイドから前田が飛び込んだものの、伸ばした足にギリギリ届いたシュートは惜しくもゴール左へと外れてしまった。
そして、試合終盤に相手のパスミスからセルティックが速攻を仕掛ける。ゴール横から折り返したパスを最後はイダが押し込み、追加点を奪った。
その後もハイバーニアンを無失点に抑えたセルティックが、2-0でハイバーニアンを下し、スコティッシュ・カップ準決勝へと歩を進めた。
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