打ったときのフィーリングが進化!ミズノ「Mizuno Pro 241 アイアン」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、ミズノ最新モデル「Mizuno Pro 241アイアン」の特徴や印象について解説していただきました。

Mizuno Proアイアンシリーズについて

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Mizuno Proのアイアンシリーズが2024年モデルとしてモデルチェンジして発表されました。Mizuno Pro 241・Mizuno Pro 243・Mizuno Pro 245という3モデルそれぞれ登場しています。

Mizuno Pro 241 アイアンの性能と特徴

Mizuno Pro 241はマッスルバックです。Mizuno Pro 243はキャビティモデル、Mizuno Pro 245は中空モデルになっています。このマッスルバック、キャビティ、中空というのは前作も同じスタイルになっていて正常進化しています。

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2024年モデルで特に進化したと思うのが、 Mizuno Pro 241です。

一番進化したと感じたのは打ったときのフィーリングです。非常に振動の少ないクリアな打感ではありますが、ミズノがソリッドという表現を使うように少しカチッとしています。

Mizuno Pro 241 試打した印象

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ここ10年くらい、ミズノは精密鍛造、グレインフローフォージド製法など軟鉄鍛造にこだわって作ってきました。私は長くミズノのアイアンを使っていたこともあり、柔らかいという印象があるんですが、それが近年少しソリッドな方向に来ている印象があり、私のミズノのイメージと少し違う部分がありました。それはJPX 923 TOURというアイアンから、少し流れが変わったかなと思っていました。

今回の Mizuno Pro2024年モデルも少しその方向に寄っています。ソリッドでクリアなのですが、フェースに乗るやわらかさが戻ってきてとても気持ちいいです。フェースに乗る感触があり、コントラブルな芯で打てたときの感触は非常に気持ちいいです。懐かしいミズノのフィーリングが味わえました。

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製法や素材はなにも変わっていないのですが、肉厚の変化でより打感を向上させたそうです。

また、ブレードが少し短くなりヘッド全体をコンパクトサイズに設計して、ショートアイアンの操作性がさらに向上しています。

Mizuno Pro 241のおすすめユーザー

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今回の Mizuno Pro 241に関しては、クリアなソリッドな打感とフェースに乗るやわらかさを両方味わえる感じがあるので、どちらのフィーリングが好きな人でもいい打感だと言ってもらえると思います。おそらく芯を食った感触を味わったら、嫌という人は絶対にいないと思う。それくらい余計な振動が少なく気持ちいい打感です。

7番でロフト角34°で基本的に一枚物。本当に古き良き性能で作られている、本当に良いマッスルバックです。スピンは入るし、芯を外せばきっちり距離が落ちます。なにも足してないマッスルバックをとにかく磨いて磨いて作ったのが Mizuno Pro 241だと思います。

やさしいアイアンがほしい人は触らなくていいです。でも打感の気持ちいいアイアンを触ってみたい、打ってみたい、味わってみたい人はぜひ触ってほしいです。

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Mizuno Proシリーズのアイアンをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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