ジョシュ・ホーキンソンがバスケW杯に見参 日本を愛する“鷹大”が今度は結果で恩返しを

テレビ朝日

故郷でプレーしたレジェンドの存在

シアトル・マリナーズで活躍したイチロー氏は、ホーキンソンにとって憧れの存在 【(C)テレビ朝日】

 今では日本語でのやり取りをこなし、日本食や日本の文化を楽しむ。特にハマっているのは温泉。「温泉はすごく好きなんだ。体がリフレッシュできるからね。ジョシュ・スコット(横浜ビー・コルセアーズ)選手とはいつも『温泉には不思議な回復効果があるよね』と話しているんだ」とエピソードを明かした。

 シアトルで育ったこともあり、MLBシアトル・マリナーズで活躍したイチロー好きな一面も。高校まで野球との二刀流だったホーキンソンにとって憧れの存在だったようだ。

「来日前、日本で知っていたのはイチロー、任天堂、寿司の3つ。イチローがシアトルにいた時、みんなが彼のことを好きだったね。伝説的な選手だし、マリナーズ史上最高の選手の1人。イチローがプレーしているところを見て、僕はいつも度肝を抜かれていたよ。なんでもうまいからね」

番狂わせへ「世界に日本を知らしめたい」

実家に戻ったときは家族との時間を満喫 【(C)テレビ朝日】

 ホーバスHCがニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)に「似ている」と評したように、ワールドカップでは3ポイントシュートを含めた得点に、リバウンドやアシストと万能なプレーに期待が集まる。「チームがうまく機能するようなプレーをしたいし、日本が勝てるのであればなんでもやるつもり」と覚悟を示し、「日本チームのすべてを見せたいし、世界に日本を知らしめたい」と意欲を見せた。

 大学時代に対戦経験があるというフィンランド代表のラウリ・マルッカネン(ユタ・ジャズ)をはじめ、ドイツ代表のデニス・シュルーダー(トロント・ラプターズ)やオーストラリア代表のパティ・ミルズ(アトランタ・ホークス)など、NBA選手を擁する強豪国を相手にすることになった。「W杯メンバーに選ばれてNBA選手と戦える。だから別にNBAに入れなかったからといって、世界の終わりのような気持ちにならなくてもいい」。日本の“鷹大”がついに世界に挑む。

(構成・編集/フロムワン)

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