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HS40m/sのアベレージゴルファーにおすすめ！プロギア「LS シリーズ（2023年モデル）」

スポナビGolf 2023年7月4日 8:00

【スポナビGolf】

今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、プロギア「LSシリーズ（2023年モデル）」を試打していただき、その特徴や印象について解説していただきました。

プロギア LSシリーズ（2023年モデル）

今回のLSシリーズは2代目になります。前作のLSもいいクラブだと思ってましたが、モデルチェンジしてさらに使いやすさがアップしました。

LS ドライバー（2023年モデル）の性能と特徴

【スポナビGolf】

LS ドライバーは、地下室構造という後ろの部分がボンと後ろに落ちたような構造になっています。それにより低重心・深重心化が可能になっています。

【スポナビGolf】

これは難しい話なんですが、ゴルフクラブはフェース面にロフトがついているので、重心が後ろに深くなるほどフェース面上の重心点が上がってしまいます。

そうするとミスには強くなるものの、スピン量が増えて飛距離が出にくくなる傾向があります。これをうまく重心が低いまま深重心に設計したことで、ミスに強く低スピンで強い球が打てるようになっているのが地下室構造です。

【スポナビGolf】

非常にそういうことをしっかり考えて、ある程度打点がズレても低スピンの強い球が打ちやすくなっているのがLSドライバーの特徴です。

【スポナビGolf】

LS ドライバー（2023）

LS フェアウェイウッドとLS ユーティリティ（2023年モデル）の特徴

【スポナビGolf】

LSフェアウェイウッドのラインナップは3Wと5W。

【スポナビGolf】

LSユーティリティは4UTと5UTの2本づつで、それぞれ同じ長さで設計されています。フェアウェイウッドは42.5インチ、ユーティリティは39.5インチでどちらも同じ長さで振り心地を揃えて、距離差を変えるという仕様になっています。

【スポナビGolf】

番手が違っても同じ長さで設定することで、同じスイングで距離差が打ち分けられるようなコンセプトになっています。

この距離差を同じ長さで出すのは難しいです。クラブが長い方がヘッドスピードが出るので、距離差は作りやすい。そこをプロギアは技術的なもので解消することで、同じ長さにしても距離差が出るようにできています。ゴルファーのプレーがシンプルになるように追求したシリーズになっています。

LS シリーズはフェアウェイウッドとユーティリティまでですが、この下に同じコンセプトで作られているプロギアの05 アイアン（2023年モデル）シリーズがあります。

05アイアンは＃6・＃7・＃8が同じ長さ。＃9・P・Aまでが同じ長さ。ウェッジがまた同じ長さで3段階の同じ長さで使い分けて設計されているアイアンです。

ブランドは分けてしまっていますが、こういう同じコンセプトを揃えることでセットで買えば、よりシンプルにプレーをしやすくなるということをブランドをまたいでも考えているのです。

【スポナビGolf】

LS フェアウェイウッド（2023）

【スポナビGolf】

LS ユーティリティ（2023）

多くの人にすすめたいLS シリーズ

【スポナビGolf】

ヘッドスピード40m/sくらいの人であれば、何を買っていいか迷っている人はまとめて買ってもいいと思います。それくらいクラブとしての完成度は高いです。コンセプトもしっかりしているのでイジる楽しさ選ぶ楽しさもある一方で、シンプルでボンと買えるクラブがあって私はいいと思います。シンプルにゴルフを楽しみたい人はぜひLS シリーズをチェックしてほしいです。