石川遼が全米オープンに出場!世界が待つカムバック・ストーリー
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2010年、18歳で初出場した全米オープンで健闘
非常に厳しいコンディションの中、2ラウンドを終えた時点で1アンダー。トップと2打差の2位タイで決勝ラウンドに進んだ。当時18歳の石川の活躍は、日本だけでなく海外の観客にも強い印象を残した。
しかし週末にスコアを伸ばすことができず33位タイで終了。自身の課題として「体力と精神力」をあげていた。成績は惜しいものであったが、若い石川の前途には4大メジャー制覇への道が大きく開かれているように思えた。
海外の記者から「遼はどうしている?」
今年のマスターズを取材中、友人の米国人記者であるポール・ロジャー氏から「遼はどうしている?」と聞かれた。2009年、プロゴルファーとしては史上最年少の17歳6ヶ月でマスターズに出場した石川は、彼にとっても印象に残っている選手のようだった。丁度、マスターズ前週に開催された国内男子ツアー開幕戦で石川は優勝争いをしていたので「彼は日本で活躍している。昨年11月には日本ツアーで優勝しているし、先週も日本ツアーで優勝争いをしていたよ。彼はスイング改造も行っていて、米国ツアーの復帰を目指している」と答えた。
2020年から米国ツアーに復帰するためにスイング改造!
それからスイング改造に本格着手した。本人が求めたのは再現性の高いスイング。トップがコンパクトになり、誰が見てもスイングは大きく変わった。さらには肉体改造にも取り組み体型も変化。飛距離もアップしている。
5月に実施された全米オープンの予選会を通過後のコメントでは、「全米オープンでいいプレーができるようになりたいと思って、ずっと3年間やってきた」と、この2020年からのスイング&肉体改造を振り返っていた。