【意外なクラブも】人気アマのこだわりが詰まった最新クラブセッティングを公開!

スポナビGolf

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今回は、オレンジマンのクラブセッティングを紹介したいと思います。

これまでたくさんのクラブを試打したなかで、新たな興味や発見があり、そのまま自分のセッティングに加えることも少なくありません。そのため、セッティングには最新モデルや旧モデルも入っており、こだわりが詰まっています。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

オレンジマンがこだわって選んだ14本

●ドライバー
タイトリスト 
TSR3 9.0度
ベンタスTR ブルー(6X)

●フェアウェイウッド
タイトリスト
TSR3 16.5度 フェアウェイメタル
ディアマナPD(7X)

●ユーティリティ
・テーラーメイド
ステルス レスキュー 3番19度
モーダス3 GOST(X)

●タイトリスト
712U 3番、4番
ダイナミックゴールド ツアーイシュー(X100)

●アイアン
タイトリスト
T100 (5〜P)
ダイナミックゴールド ツアーイシューEX (X100)

●ウェッジ
タクミジャパン
Kスクエア(オレンジマンコラボウェッジ)
ダイナミックゴールド(S400)

●パター
テーラーメイド
スパイダーツアー(Myスパイダー)
33インチ

スペック詳細とこだわりのポイント

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ドライバー

TSR3はタイトリストの現行モデルですが、発売は2022年でした。昨年はテーラーメイドのステルス、キャロウェィのローグSTと話題のクラブが多く、ドライバー豊作の年でした。実際に僕もステルス プラスを使っていました。ただ、飛距離性能は抜群でしたが安定性に欠けていたのです。その後ローグST トリプルダイヤモンドを購入してしばらく使いましたが、安定性は抜群な一方でスピン量が少し多くて飛距離が物足りなく感じる結果に。

そんな時にTSR3に出会ったのです。計測データを見ると飛距離も充分、スピン量も減って強弾道に!求めていたものが見つかった瞬間でした。

シャフトはベンタスTRブルーを選択。TRではないベンタスブラックとベンタスブルーの中間のようシャフトですね。飛距離性能と操作性がとても素晴らしく、おすすめのシャフトです。ベンタスブラックがハードに感じた人や、ベンタスブルーにもの足りなさを感じた人はぜひ打ってみてください。

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フェアウェイウッド

こちらもTSR3です。一番のこだわりはロフト角。16.5度とあまり聞かないロフトですよね?一般的に3wは15度、5wは18度なので16.5度は4wにあたります。

共感できる方は多いかもしれませんが、3wって難しくないですか?バッグには入ってても一度も打たなかった日もあると思います。まさに僕もその状態で、昨年までは3wを外して5wのみを入れていました。でもティーショットで使いたいと思ったり、もう少し飛距離が欲しいなと感じていたりしていた頃に出会ったのがこのTSR3の16.5度です。

一般的にフェアウェイウッドは3wと5wではヘッドサイズが違います。5wは一回り小ぶりになっています。操作性は出るけど安心感がなくなると感じる方も多いはず。その中でこのTSR3の16.5度のヘッドサイズは3wと同じく大きめで安心感があります。ここも大きなポイントで、とくにティーショットで使う時に安心感を感じます。飛距離性能も抜群で、3wより飛んでない?と思うほど。3wと5wのいいとこ取りのクラブですね。

シャフトはディアマナPDを選択。フェアウェイウッドのシャフトを選ぶときの基準は、左へのミスを消せること、余計な動きをしないことを選ぶ基準にしています。飛距離をもっと求めるなら違うシャフトを選びますが、飛距離優先のドライバーとは違いある程度の操作性も欲しいので、先の走らない元調子系を選んでいます。元調子と聞くと難しく感じる方もいると思いますが、フレックス選びを間違わなければ決して難しくはなく、安定感も出てくると思いますよ。

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ユーティリティ

ユーティリティのヘッド形状には2種類あり、FW型とアイアン型があります。僕はどちらも使用しているので、まずはFW型のステルスを紹介します。

FW型のユーティリティを選ぶときに一番重要なのが、左へのミスです。FW型ユーティリティの唯一の弱点は左へのミスが出やすいことなのですが、このステルスレスキューは左へのミスに強く、曲がり幅が減るのが特徴。直進性も高く飛距離も出るのでおすすめです。ちなみに最新のステルス2 レスキューもいいクラブですが、ステルスとの大きな変化はないので、買い替えませんでした。

シャフトは、ユーティリティ専用シャフトのモーダス3 GOST(X)。このシャフトの特徴はスチールとカーボンの複合シャフトであること。どちらにもあるデメリットを排し、メリットを残したシャフトです。クセがなくとてもいいシャフトですね。

ただ、フレックス選びは慎重にしたいところです。というのもこのシャフトはかなり硬めの設定なので注意が必要です。また、Rフレックスは設定がなく、Sフレックスからの設定なので、ある程度ヘッドスピードが必要なシャフトになります。

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もう一つのユーティリティはアイアン型の、712U。このクラブは10年近く前のクラブですが、知る人ぞ知る名器です。ぱっと見はマッスルバックのアイアンに見えますが、実際には中空構造のクラブで、弾きもよく、ミスヒットに強いクラブ。アイアン型のユーティリティにありがちな、グースがついたモデルではなくロングアイアンの延長という印象です。アイアンの流れで使うことができるのが気に入っているポイントですね。ロフトは3番(21°)、4番(24°)です。

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アイアン

アイアンは先日、4年半ぶりに買い替えました。タイトリストのT100です。ロフトは全体的に寝ている方なので、飛び系のアイアンではありません。ですが、打感の良さ、安定したスピン性能、寛容性、はどれも優秀で総合力の高いアイアンです。なによりもPGAツアーでの使用率No.1のアイアンですからね。見た目も重要で、とにかくカッコいいですね!

T100には兄弟モデルのT100Sがあります。これはT100よりも全番手のロフトが2度立っているモデルです。ヘッド形状も同じで、見た目も一緒。実際打つとT100より飛ぶアイアンです。

データでいうと、7番アイアンの平均値がT100は180y、 T100Sは195yでした。個人的にはアイアンには飛距離性能は求めていないので、T100Sは飛びすぎる印象を受けました。

シャフトは、ダイナミックゴールドのツアーイシューX100です。こちらはメーカーカスタムで組んでもらいました。ダイナミックゴールドは全世界で一番使われているアイアンシャフトです。ダイナミックゴールドの基本性能は、元調子の重いシャフトで、走る動きが少なく、スピンコントロールのしやすいシャフト。また、左へのミスも出にくいのが特徴なので多くのプロに使われている理由でしょうね。
ちなみに、先述したアイアン型ユーティリティの712Uにも挿れています。

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ウェッジ

あまり聞きなれないメーカーだと思いますが、国産アイアンの聖地でもある兵庫県市川町にある共栄ゴルフというメーカーのタクミジャパンというブランドのウェッジです。いわゆる地クラブというものですね。

そんな老舗の地クラブメーカーと、なんとオレンジマンがコラボしたウェッジがあるのです!Kスクエア(オレンジマンコラボウェッジ)なのですが、特徴はなんといってもフルスコアラインというところ。フェースのどこで打っても安定したスピンが得られることや、ロブショットなどトゥ側で打つショットでもしっかりとスピンを効かすことができます。ソールのグラインドも秀逸で、閉じてよし、開けてよしの使い勝手の良さも特徴的。スピン性能も抜群で、抜けの良さも最高のウェッジです。

シャフトはダイナミックゴールドS400を挿れており、アイアンのX100よりは若干柔らかくしています。しなりが出ればスピン量も増すのでウェッジにはワンフレックス落としてみるのもおすすめですよ。

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パター

誰もが知るこのスパイダーツアーは、いまだに人気のパターです。一番の特徴はストロークの安定感だと思います。アドレスをとるとグリーンにソールがピタッとくっつような感覚があり、ネック形状により自分のストロークタイプにも合わせやすいですね。

ただ、転がりはいいけどタッチが合わなかったのでソールにはベッタリと15gほどの鉛テープを貼り付けています。これによって重量と安定感がさらに増し、最後のひと転がりが出るようになりました。

このスパイダーツアー以降、いろんなスパイダーが発売されていますが、個人的には元祖スパイダーツアーが一番しっくりきますね。

ちなみに僕のスパイダーは、テーラーメイド公式から注文できるMyスパイダーという、カラーリングをカスタムしたモデルです。今や、ソールは完全に鉛色ですが……。

まとめ

まさに十人十色なのがクラブセッティングですよね。

セッティング次第でゴルフをより優位に進めることができます。そのためには自分に合ったクラブを使うことが大事で、いかに自分に合ったクラブに出会うかがさらに重要です。まずはいろんなクラブを見て触って、さらには打ってみて自分のベストなクラブに出会えるといいですよね。

オレンジマンのクラブセッティングが少しでも参考になれば幸いです。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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