日本人好みのシャープでやさしいアイアン!コブラ「キング TOUR アイアン」

スポナビGolf

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、2023年に発売されたコブラ「キング TOUR アイアン」を試打・解説していただきました。

コブラ 2023 KING FORGED TOUR N.S.PRO モーダス3 TOUR115 アイアン(単品) 右用 日本正規品
24,750円ほか

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KING TOUR アイアンの性能と特徴

KINGアイアンシリーズは、KING TOUR・CB・MB・Forged Tecという4タイプのモデルがあります。

MBが一番操作性が高く、さらにそこに寛容性を足したのがCB。そこに飛距離も足したのがKING TOURで、日本市場にぴったりなモデルだと考えられます。

コブラではKING TOURアイアンを「ツアーキャビティーバック」と呼んでいて、少し難しいキャビティのような印象を受けるかもしれませんが、通常のキャビティモデルより飛距離を追求しているという意味で「ツアー」という名前が付いているのです。

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テクノロジーに関しては結構凝ったものを搭載しています。ヘッドは5ステップ鍛造製法という1025カーボンスチール(軟鉄)を5段階に分けて鍛造製法したことで、ソフトなフィーリングを実現してます。

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そのうえでヘッド後方をくり抜いて、操作性をしっかり残すためにアルミニウムメダリオンをバックフェースのキャビティ部分に装着し、寛容性を高めています。比重が軽いアルミニウムを埋めているので、重心が後ろに下がらず操作しづらくなることを防いでいます。

さらにアルミニウムメダリオンとCNCで削り出された空洞はTPU(衝撃吸収剤)で満たし、よりよい打音と打感が得られるような設計になっています。

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顔の形状は適度にシャープでやさしさを感じる形状で、日本人好みです。あまりグースでもないのでコンタクトしやすく、非常に打ちやすいです。

ロフトが7番で32°。今は大体7番で30°になっているメーカーが多く、コブラでは7番で32°という設定になっているので、意外と球は上がるかなという感じです。打ってみると30°のモデルとそれほど遜色のない飛距離が出ます。この辺は重心の位置などの設定の違いがあるのかもしれません。

コブラ「KING TOURアイアン」試打した印象

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打ってみると、意外と操作できる印象を受けました。結構寛容性が高くて、雨の日に強い形になっていると思ったのですが、大き過ぎず小さ過ぎずといったヘッドサイズが適度な操作性をしっかり持っていて、操作性もあり、直進性も高いバランスの取れたアイアンだと思います。

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32°でも飛びますが、球が上がりやすいという感じではないです。32°がそのまま高さにでるというより、少しライナー性の球になる印象を受けました。

見かけたら試打してほしいアイアン

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シンプルで飽きのこないデザインになっています。飛距離も出て操作性もミスの寛容性もそこそこあり、それなりにソールの幅もあるので適度なダフリにも対応してくれます。ちゃんと工夫して作られているアイアンです。見かけたらぜひ試打してみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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