カチャカチャ搭載のアイアン型ユーティリティ!PING「i クロスオーバー」

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クラブフィッターの小倉勇人さんに、2023年1月に発売されたPING「iクロスオーバー」について試打・解説していただきました。

iクロスオーバーの特徴

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PINGは代々アイアン型ユーティリティを作っているメーカーの1つです。i230 アイアン発売のタイミングに合わせて、アイアン型ユーティリティ「iクロスオーバー」が発売されました。

「iクロスオーバー」の最大の魅力は「カチャカチャ機能」が付いているアイアン型ユーティリティという点。これに尽きると思います。

ライ角を少しフラットにしたり、ロフトを変えたりすることができるので、自分で簡単に微調整ができるのが良いところです。

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しっかりしたアイアンの形をしたユーティリティは意外とありません。そういう中でアジャスト能力が高い1本があるのはユーザーにとっては有り難いと思います。

iクロスオーバー 試打した印象

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実際に打ってみると「めちゃめちゃ簡単なアイアン」という表現が当てはまるなと思いました。

ただ、ロングアイアンなのでめちゃめちゃやさしいと言っても、ピッチングみたいに打てるわけではないです。通常のロングアイアンと比べると、非常に打点のミスに強く球が上がります。ユーティリティなので、重心距離を長くしたり直進性を高めたりするとアイアンとは微妙に違う振り心地になりやすいです。

しかしこのiクロスオーバーはアイアンの振り心地で、その中でミスの強さや球の上がりやすさを追求しているので、アイアンが振れる人には使いやすく感じるモデルだと思います。

iクロスオーバー おすすめユーザー

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やはり球が上がらない人には少しキツいかなと思います。球が上がりやすいとはいってもやはりロングアイアンの延長線にあるクラブなので、球が上がるものが欲しいのであれば、ウッド型ユーティリティやショートウッドを検討すると良いでしょう。

でもピンポイントでライナー性の球を打ったり、ある程度ボールを曲げたりコントロールするにはアイアン型の方が有利です。メリットやデメリットを理解して使うと、アイアン型のユーティリティを必要とするユーザーは一定数いると思います。

ウッド・フェアウェイウッド・ショートウッド・ユーティリティとそれぞれ打っていて楽しいですが、やはり操作しやすいのはアイアン型です。球を曲げるとか、ある程度低い球を打つとか、打ちたい球の弾道イメージがある人にはアイアン型ユーティリティはおすすめです。

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アイアン型ユーティリティをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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