松坂大輔氏が今季期待を寄せる若き選手たち オリックスの新星を即答、西武7年目右腕には「15勝も」

大利実
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2月には西武のキャンプで臨時コーチを務めた松坂氏。後輩たちに期待することは? 【写真は共同】

 平成の怪物・松坂大輔氏は2021年の引退後、テレビや新聞の評論家として活動。特に今年2月は第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控える日本代表選手たちの取材で各球団のキャンプ地を巡る多忙な日々を過ごした。一方かつての盟友である西武・松井稼頭央新監督や球団の要望に応える形で2月11日から4日間、春季キャンプに臨時コーチとして参加。伸び盛りの若手投手陣を中心に指導を行った。そんな松坂氏に開幕を前に今季の各球団の注目選手、期待の選手を聞いた。

昔も今も変わらない西武投手陣の雰囲気

――今年の春季キャンプでは、古巣・西武の臨時コーチを務められました。ソフトバンクやオリックスの前評判が高いですが、ライオンズへの期待はいかがでしょうか。

松坂 昨年は「ようやく」という表現が合っているかわかりませんが、投手陣の力で順位を押し上げるシーズンになりました。選手本人、また首脳陣にとっても、手ごたえを感じられるシーズンになったと思います。

――今季は、投手陣のさらなるレベルアップが期待されます。

松坂 セットアッパーを務めていた平良投手が先発に回るのが、大きなトピックスです。オープン戦のピッチングを見ていると、何も心配はないですね。今のコンディションを保つことができれば、公式戦でもおのずと結果が付いてくると思います。

――臨時コーチを務める中で、目についた若手投手はいますか。
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著者プロフィール

1977年生まれ、横浜市出身。大学卒業後、スポーツライター事務所を経て独立。中学軟式野球、高校野球を中心に取材・執筆。著書に『高校野球界の監督がここまで明かす! 走塁技術の極意』『中学野球部の教科書』(カンゼン)、構成本に『仙台育英 日本一からの招待』(須江航著/カンゼン)などがある。現在ベースボール専門メディアFull-Count(https://full-count.jp/)で、神奈川の高校野球にまつわるコラムを随時執筆中。

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