お得になったあのメーカーの旧作が人気!スポナビGolfユーザーが選ぶ「マークダウン品 No.1」

スポナビGolf

【スポナビGolf】

スポナビGolfのYouTubeチャンネルで、ゴルファーの皆さんに「No.1マークダウン品」についてアンケートを実施しました。今年マークダウンとなったシリーズの中で、皆さんが選んだNo.1は一体どのシリーズだったのでしょうか。

※実施期間:2022年12月2日〜6日
※実施方法:スポナビGolf公式YouTubeチャンネルのコミュニティ機能で実施

今回ラインナップしたシリーズはこちら(ドライバーのみ)

テーラーメイドのSIM2シリーズが人気

【スポナビGolf】

最も人気を集めたのは、テーラーメイド「SIM2 シリーズ」でした。

ドライバーは、上級者向けでハードヒッターモデルのSIM2、スタンダードモデルのSIM2 MAX、ドローバイアス設計でドローが打ちやすくなったSIM2 MAX-Dの3モデル。

SIM2 MAX ドライバー

前作SIMと比べてヘッド構造が大きく変わりました。ソール全面がカーボン製でヘッド後方にフォージドミルドアルミニウムリング、クラウンはカーボン製でその余剰重量を後ろのウェイトに持ってきているのが特徴です。

ウェイトも前作より重くなっていて、24gあります。これにより重心を低く後ろに配置でき、慣性モーメントが向上しています。

SIM2 MAX-D ドライバー

SIM2 MAX-Dドライバーの一番の特徴は、ドローバイアス設計でドローが打ちやすくなっている点。ヒール寄りに重心があり、フェースをターンさせやすい設計にしています。

あからさまにドローが打てるというよりは、フェースターンのしやすさによってドローが打てるモデルです。

SIM2 ドライバー

上級者向けでハードヒッターモデルです。

ウェイトをかなりソール後方に配置したヘッド構造で慣性モーメントが向上し、よりまっすぐに打ちやすいというところがポイント。ただしスピン量は前作より多いので、低スピンの強い球というよりは若干弾道が上がり安定して飛ぶドライバーです。


ドライバーだけでなく、フェアウェイウッド、レスキューも根強い人気を誇り、今年の売れ筋ランキングでも上位にランクインしています。
次点は、PING「G425 シリーズ」でした。2022年11月に2年ぶりとなる新シリーズ「G430」が発売されたことで、特に注目を集めています。

ドライバーは、G425 MAX、G425 LST、G425 SFTの3モデルです。

G425 MAX ドライバー

慣性モーメントが高められていて重心がかなり後ろで、なおかつ低重心になっていますが、重さは感じられず意外と振りやすいドライバーです。ヘッドの中の重心位置やタービュレーターによる空力の効果かもしれませんが、大きなヘッドで深い重心位置の割には振りやすさも備わっています。

ヘッドスピードが遅い方でも意外と振りやすくて、球をつかまえやすい感じで打てるドライバーです。

G425 LST ドライバー

G425 LSTドライバーは、ハードヒッターやスピンが多い人向けに作られたモデルです。LSTはロー・スピン・テクノロジーの略。低スピン弾道を打ちやすいのが特徴です。

重心が少し浅めになっているので、低スピンの強い球が打てます。前作のG410 LSTよりもさらにスピン量が減って飛ばせるモデルになっています。

G425 SFT ドライバー

SFTはストレート・フライト・テクノロジーの略。ストレートと言っても球がつかまりやすく設計されたモデルになっています。前作のG410 SFTよりもさらにつかまり度がアップしています。

ドライバー以外にも、「G425 ハイブリッド」もロングヒットしています。
3番目に票を集めたのは、タイトリスト「TSi シリーズ」です。2022年9月に「TSR シリーズ」が登場したことで、マークダウンとなり注目を集めました。

特に人気なのがドライバー。TSi1、TSi2、TSi3、TSi4の4モデルが展開されています。

TSi1 ドライバー
ウルトラライトウェイト設計で非常に軽く仕上げられています。小さなパワーでもヘッドスピードを稼ぎやすくする設計で、より速く振りやすくすることで、さらなる飛距離を追求する意味合いもあります。パワーのない人で、ボールを技術的につかまえられる人には適しているクラブです。

TSi2 ドライバー

少しオートマチック感を持たせて、直進性の強いモデルになっています。ウェイトが少し後ろに搭載されており、多少打点にミスがあっても曲がらないように設計されているモデルです。

TSi3 ドライバー

可変ウェイトが搭載されていて、ウェイトの位置を変えることでボールのつかまりやヘッドローテーションの動きを調整することができます。より狙ったところに狙った弾道を打ちやすくするように設計されたモデルです。

TSi4 ドライバー

TSi3よりさらに操作性を高めたモデルです。ヘッド体積が434ccと少し小ぶり。フェースのすぐ後ろに固定ウェイトが1つ搭載されており、フェースローテーションをしやすいのが特徴です。ヘッドをコントロールしてボールの弾道を自分で作っていきたい人にとっては非常に使いやすいでしょう。
4番目は、ダンロップ「スリクソン ZX シリーズ」でした。

ZX シリーズのZX5、ZX7ドライバーは、松山英樹プロをはじめ、多くのトッププロが使用していました。

スリクソン ZX5 ドライバー

できるだけ直進的で、シンプルに飛距離を追求したい人向けのクラブです。

大きなたわみを生み出し反発性能を大幅に向上させた「リバウンド フレーム」を搭載。ウェイトが後方に配置されています。

丸形の形状になっていて、クラウンの最後部の一番出ている部分が中央寄りになっているのが特徴です。小ぶりで構えやすいシャープな形状を作りながら、慣性モーメントを高めた性能になっています。

スリクソン ZX7 ドライバー

操作性が良いドライバーです。トゥ側とヒール側にウェイトを配置し、重心位置やボールのつかまりを調整できます。

最後部の一番出ている部分が若干トゥ寄りになっていて、洋梨のような形状です。フェースのトップラインとフェース面が平行に見える、スクエア感を出しているのが一番の特徴です。
キャロウェイの昨年モデル「EPIC シリーズ」もまだまだ人気です。ゴルフクラブの開発で初めてAI(人工知能)を導入して注目を集めたキャロウェイが、さらにグレードアップさせて発売したのが「EPIC」シリーズでした。

ドライバーは4モデル展開されています。

EPIC SPEEDドライバー

最もスタンダードなモデルで、2020年に発売されたMAVRIKに近い印象です。ヘッドが構えた時に小さめに見える引き締まった感じのヘッドです。

MAVRIK同様、ヘッド後方が少しディープバックな形状になっていることで、空気抵抗が抑えられ、速く振ることができます。

EPIC MAX ドライバー

2020年に発売されたMAVRIK MAXの後継に近い印象。投影面積の大きいヘッド形状なので“MAX”です。

直進性も高く、ややドローバイアス設計になっているのも特徴です。

EPIC MAX LS ドライバー

「LS」はロースピンの頭文字。パワーヒッター向けで低スピンが打てる「EPIC FLASH SUB ZERO」というモデルに近いクラブです。

「ロースピンで飛ばせて、慣性モーメントが高くてやさしく打てるモデルが欲しい」という要望に応えて作られました。

EPIC MAX FAST ドライバー

前々作のMAVRIK MAX FASTよりも軽くて振り抜きがよく、球が上がりやすくつかまりのいいクラブの後継機種になります。

SPEED・MAX・MAX LSと大きく違うのは、ネックにシャフトを交換する機能が付いておらず、接着になっているところです。

球がつかまりやすいので、スライサーの人にはもってこいのモデルです。球が右に曲がる、球をつかまえることが苦手な人、飛距離を何とか伸ばしたい人におすすめのドライバーです。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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