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打感も良くて、飛距離も出る！本間ゴルフ「ベレス NX アイアン」

スポナビGolf 2022年12月31日 17:00

【スポナビGolf】

クラブフィッターの小倉勇人さんに、本間ゴルフ「ベレス NX アイアン」の特徴や試打した印象について解説していただきました。

NX アイアン

ベレス NX シリーズの特徴

【スポナビGolf】

2022年11月、本間ゴルフ「ベレス NX シリーズ」が登場しました。ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンとラインナップされています。

このシリーズはボールスピードにこだわって設計されています。ボールスピードは飛距離に関する重要な要素のひとつ。ボールスピード・打ち出し角・スピン量のバランスによって飛距離は変わってきますが、やはりボール初速が速いほど飛ぶ可能性は高くなってきます。

ヘッドスピードを変えずにボールスピードを高められるのかが、効率のいいクラブの条件です。そのボールスピードにこだわって作られたNXシリーズは、飛距離に繋がりやすいモデルに仕上がっています。

ベレス NX アイアンの特徴

【スポナビGolf】

特徴的なのは、ビス（ウェイトスクリュー）です。ウェイトスクリューの奥に、タングステンウェイトと振動吸収樹脂バーを、キャビティ部の低い位置に内蔵し、重心をコントロールして余分なスピンを取って強い球が打てるように設計されています。

【スポナビGolf】

ブレードは面長ですが、ヒールの懐がキュッと締まっているので、大きめのヘッドが苦手な人も構えやすいです。

【スポナビGolf】

ロフトは7番で27°とかなり立っている方だと思います。一番立っているモデルが25°くらいなので、その次くらいになります。やはりロフトが立っている方が、ボールに伝達するエネルギー効率は上がり距離は出しやすいのですが、その分、球をどう上げるかというところがひとつの鍵になります。

【スポナビGolf】

そこをタングステンウェイトで重心を低くして、打ち出し角をロフト以上に高め、効率のいい球を打てる仕様がこのNX アイアンです。

今の飛び系アイアンは基本的にこういう構造にはなってますが、そういうなかで打感・顔・ソールの形状でどうやってミスを減らしていくか、そういうところがメーカーの腕の見せどころなのかなと思います。