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前作G425からさらに進化！PING「G430 ハイブリッド」

スポナビGolf 2022年12月1日 17:00

【スポナビGolf】

2022年11月に発売された、PING最新「G430 ハイブリッド」。今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに試打・解説していただきました。

G430 ハイブリッド

G430 ハイブリッドについて

【スポナビGolf】

前作のG425 ハイブリッドはいまだに売れ続けている名器ですが、その後継モデルであるG430 ハイブリッドは、G425をしっかり超えてきています。

G430 ハイブリッド：試打した印象

【スポナビGolf】

球が上がりやすく、ミスに強いのはG425でも十分言われていましたが、そこはG430も引き継いでいます。

その中で打感、フィーリング面、少しフェースに乗るような感触や球の上がりやすさなどが、より使いやすい方向に進化したというのがG430の印象です。

G430 ハイブリッドの特徴

【スポナビGolf】

G425との大きな違いはクラウンにカーボンを採用してきたことです。

G425でも十分球が上がりやすくミスに強かったのですが、より重心を理想のポジションにしていくなかで、G425を上回るためにクラウンをカーボンにしたのだと思います。

【スポナビGolf】

スピンシステンシー･テクノロジーも搭載。フェース面の横方向がバルジ、縦方向がロールで、この丸みがつくことで芯を外したときの余計なスピンが入りづらく、安定して縦の距離がばらつきにくいと感じました。ヘッドの性能によってスピンの上下が変わってきますが、今回のG430 ハイブリッドに関しては、打ってみるとばらつきが減る方向に動いている印象を受けました。

また、PINGのハイブリッドはラインナップが多いのが特徴です。2番から7番までラインナップがあり、一番立っているロフトが17°。一番寝ているロフトが34°です。これはユーザーにとっては非常に有意義で、ロングアイアンが苦手な人は34°、フェアウェイウッドがうまく打てない人はロフトの立った17°を選べばライナー性の強い球を打つことができます。