FWに安定感を求める人に◎ PING「G430 MAX フェアウェイウッド」

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2022年10月、PING「G430 シリーズ」が登場しました。そこで今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、最新のPING「G430 MAXフェアウェイウッド」を解説していただきました。

G430 シリーズのフェアウェイウッドについて

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フェアウェイウッドは2モデルあり、標準的な「G430 MAX」とボールのつかまり性能を高めた「G430 SFT」です。

今回は標準的なモデルの「G430 MAX フェアウェイウッド」を解説していきます。

G430 MAX フェアウェイウッドの特徴

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前作のG425 MAX フェアウェイウッドもすでに完成度が高いクラブでした。

今回のG430は、G425 MAX フェアウェイウッドのもう少し改善してほしかったところをブラッシュアップした印象を受けています。

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まず、G430はカーボンクラウンになりました。G430ドライバーはLSTモデルだけですが、G430 フェアウェイウッドはMAX・SFT両方ともカーボンクラウンになっています。

カーボンクラウンを採用する理由は、高いところの重さをより軽いカーボンに変えることで低重心化がはかれるからです。もともとG425 MAXもミスに強く、重心を深くして芯を外しても曲がりにくく、しっかり球が上がるモデルでしたが、さらに高い球が打てるようカーボンクラウンを採用してきたのだと思います。

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ドライバー同様、スピンシステンシー・テクノロジーが搭載されています。これはフェース面の縦方向がロール、横方向がバルジというフェースの丸みを再設計することで、芯を外したときの余計なスピンや飛距離ロスを減らす設計になっています。

G430 MAX フェアウェイウッド:試打した印象

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G425 MAXでも不満がないくらいやさしかったわけですが、G430 MAXはさらに球の上がりやすさ、ミスへの強さを磨きつつ飛距離性能とフィーリングを磨いてきたなというのが私の感想です。

番手バリエーションも多く、用途に合わせて幅広い選択肢が用意されているのも、PINGのフェアウェイウッドが人気を集める理由だと思います。

G430 MAX フェアウェイウッド:おすすめユーザー

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フェアウェイウッド選びを悩んでいる人で、安定感を求めるならG430 MAX フェアウェイウッドを試していただきたいです。

特に、ドライバーで重量のあるヘッドやカスタムシャフトを使っている人は、軽いフェアウェイウッドを難しく感じます。ヘッドの性能に関係なく、ミートできなくなってしまうからです。その点、適度な重量をしっかり純正シャフトで持たせているG430 MAX フェアウェイウッドは、フェアウェイウッドのやさしさを味わえると思います。ぜひ一度試してみてください。

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PINGのフェアウェイウッドをチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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