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安定性と飛距離性能がアップした最新モデル！PING「G430 MAX ドライバー」

スポナビGolf 2022年11月17日 8:00

【スポナビGolf】

2022年11月、PING「G430 シリーズ」が発売されました。今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに「G430 MAX ドライバー」を解説していただきました。

G430 MAX ドライバー

G430 MAXドライバーの特徴

【スポナビGolf】

前作のG425は長く売れ続けていましたが、それを超えるモデルが登場しました。

G430 MAX ドライバーで最も良くなったと思うのは打感です。もう少し打感が良くならないかな、自分好みにならないかと思っていました。今回、G430 MAX ドライバーを打ってみて、この打感が苦手とか嫌いな人はいないと思うくらい良くなったと思います。

【スポナビGolf】

さらに進化を感じた部分は飛距離性能です。芯を外しても余計なスピンが入りづらくなりました。ばらつきが減り、平均飛距離が伸びるようになりました。

【スポナビGolf】

皆さんが気になる点としては、前作G425からの進化のポイントだと思います。新たなテクノロジーとして、フェース面は前作と同じFORGED T9S+チタンフェースを採用しているのですが、超極薄の反発フェースになっています。薄くすることで反発性能を高めようという設計です。ルール上限を守ったうえで、反発のエリアを広げて、どこで打っても飛ぶような仕様になっています。

【スポナビGolf】

新たなテクノロジーとして、スピンシステンシー･テクノロジーを搭載しています。フェース面の縦方向の丸みをロール、横方向の丸みをバルジといいますが、このバルジとロールの計算を再考することで、芯を外しても余計なスピンが入らずに安定した距離を出そうという考え方を採用したテクノロジーです。

【スポナビGolf】

前作も搭載していた可変式のウェイトがヘッドの後方についています。

【スポナビGolf】

真ん中がスタンダードポジション。　　　　

【スポナビGolf】

トゥ側に動かすことでよりヘッドの動きを抑制して、フックボールを抑えるフェードポジション。

【スポナビGolf】

ヒール側に動かすことによって、少しヘッドの開閉が良くなってよりつかまりをあげるドローポジションと3タイプついてます。購入してから自分の好みに合わせて調整することができるのは、ユーザーとしては嬉しいところです。

【スポナビGolf】

今回のG430はヘッドの進化もすごいんですが、さらに凝っているのはシャフトです。

今回は純正シャフトとして、クオリティの高いシャフトが3モデルラインナップされています。標準シャフトはALTA J CB BLACKで、適度にヘッドを走らせてくれて振りやすい50gくらいのシャフトです。

さらに、PING TOUR 2.0 CHROMEとPING TOUR 2.0 BLACKという2種類のシャフトが用意されています。割としっかりしたシャフトで、特にBLACKはカスタムシャフトとして売ってもいいくらい、結構ハードで作り込んでいるシャフトなんです。

CHROMEとBLACKは重量帯も2つ用意されているので、純正シャフトとは思えない非常に凝ったシャフトと言えるでしょう。カスタムシャフトを選ばなくても、この3種類から選ぶだけで多くのゴルファーをカバーできるようになっています。フィッティングするとき、選ぶのに悩むくらいバリエーションが幅広くなった印象を受けました。

【スポナビGolf】