【徹底比較】PING「2023パター」最新ブレード型モデルを解説!

スポナビGolf

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2022年9月、PING「2023パター」シリーズが登場しました。今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、2023パターシリーズの中からブレード型モデルの「ANSER(アンサー)」と「ANSER 2D」の2モデルを試打していただき、それぞれの特徴や違いを語っていただきました。

2023パターの特徴

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モデルは全部で10種類あり、それぞれ個性のある味付けになってます。

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形もそれぞれの特徴があります。PINGいわく「10人好みがあれば10種類のパターがある」という考えなのだそうです。

10種類全部触ってみて、自分の好みがどこにあるのか確認できるような面白いラインナップになっています。

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今回はその中にアンサーと名の付くモデルが2種類あります。1つが「ANSER(アンサー)」。

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もう1つが「ANSER 2D」。もともとこういう形を「PING タイプ」という人も未だにいらっしゃるほど、PINGのパターの中でも代表的なモデルです。

ANSERの特徴

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標準的なANSERから紹介していきます。シルバーのトップラインに黒いボディというコントラストをつけることで、フェースの向きが分かりやすくなっています。

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フェースのトゥヒールにタングステンが搭載されていて、よりトゥヒールの効果が大きくなるように設計されています。このANSERは今回は操作を重視ししています。

ヘッドの重量は345g。通常のモデルが大体350gぐらいなので、少しだけ軽く設計されています。より操作しやすく、尚且つヘッドを軽くすることでしっかりと打っていけるパターになっています。

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さらにフェースは素材に304ステンレススチールを使用し、ミーリングを入れた仕上げになっています。

最近のパターにはインサートが入っているものが多いのですが、これはノンインサートです。メリットは金属のしっかりとした打音がすること。それから飛びすぎないこと。もちろんヘッドの重量などさまざまな要素はありますが、基本的にはしっかり打っていけるパターに仕上がっています。

ANSER 2Dの特徴

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新しくラインナップに加わったANSER 2Dです。ANSERとの違いは、ボディが幅広でマレットのような雰囲気がある点です。

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それでもきっちりトゥヒールのバランスになっていて、全部真っ黒に仕上げることで、鈍重なイメージになりすぎないようになっています。

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トゥヒールのタングステンはANSER 2Dにも入っていますが、新しいハードPEBAXインサートを採用することで打感が少しソフトになりました。PINGもハードなインサートという表現をしています。しっかり打音もして、あくまでも転がりを追求したインサートです。

2モデルの違いと試打した印象

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ANSERはしっかり打っていけるトゥヒール型。マレットの雰囲気を持ったストロークで、ゆったりしたリズムで打てるANSER 2Dという作りです。

実際に打ち比べてみると、パチッと打っていけるのがANSERで、割とマレットっぽくストロークしていけるのがANSER 2Dと、フィーリングの違いを感じます。

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ヘッド重量も全然違います。ANSERは345g、ANSER 2Dは360gあります。15gの違いは大きいので、打ち比べると全然違うと感じると思います。

どちらがいいかと言われると、これは完全に好みです。ちなみに私はしっかり打っていけるANSERの方が気持ちよく打てました。

自分の好みって意外とわからないと思うんです。そういうのを明確化するためにも、今回のPING「2023パター」シリーズは面白いと思いますので、見かけたらぜひ手にとってみてください。

PINGの旧作パターもチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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