川崎宗則、“理想”を捨てたプロ1年目 「あきらめた」から今がある
「あきらめる」ことはポジティブなこと
理想を捨てたからこそ、プロとして長く活躍することが出来た 【写真は共同】
体が動くようになれば心も動くようになり、考え方にも広がりが出てくる。そうしたら自分の実情が見えるようになるし、やりたいことも明確になるかなと。要は理想をあきらめるというのは、ネガティブなことじゃなくてむしろポジティブなことなんです。
実はこういう考え方になれたのは、高校を出てプロ野球に入ったばかりの頃なんです。プロ1年目は練習ですら先輩たちにまったくついていけなかったから、こりゃもうダメだなと・・・。もともと「プロ野球選手はこういうものだ」みたいな理想を持っていたんですが、周りがすごい選手ばかりで、「理想」が完全に崩壊してしまった。そこからですよね、理想をあきらめたのは。このままプロ1年目でクビになる可能性があるんだったら、とりあえず今置かれた状況や環境を楽しもう、夜はご飯を楽しもう。トレーニング場を使い切ってやろうという感じです。とにかく楽しむことを優先に考えるようになりました。
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