どんなゴルファーのセッティングにも合う!ヨネックス「EZONE GT フェアウェイウッド&ユーティリティ」

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クラブフィッターの小倉勇人さんにヨネックスの2022年新製品「EZONE GT フェアウェイウッド&ユーティリティ」を試打してもらい、その特徴や感想を語っていただきました。

EZONE GTシリーズ

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ヨネックスのEZONE GTシリーズは、2022年発売されたヨネックスの中ではアスリートに向けたシリーズになります。

ドライバーはEZONE GT425とEZONE GT450と2種類ありますが、フェアウェイウッドとユーティリティはそれぞれ1種類ずつになってます。アスリートモデルらしくニュートラルで扱いやすいモデルです。

EZONE GT フェアウェイウッド・ユーティリティ共通の特徴

共通するテクノロジーはインコアグルーブテクノロジーが搭載されてます。クラウン・フェース・ソール全部内側に溝を掘り込み、ヘッドのたわみをコントロールしボールの初速や飛距離性能を上げる技術です。ドライバーからフェアウェイウッド・ユーティリティまでウッド系には全て搭載されているテクノロジーです。

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ドライバーにはCNC縦ミーリングフェースが採用されていて、縦に溝を入れることでボールの横滑りを減らして直進性を高めるテクノロジーが搭載されています。

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対するフェアウェイウッドには、ミーリングではなく溝自体が斜めに入っているスラントグルーブフェースが採用されています。これはヨネックス独自の工夫です。

横だと軸の傾きが大きく、縦にするとスピン量の増減が大きくなるので、そのバランスを取り安定したスピン量を得るために、斜めの溝を入れているそうです。

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個人的に気に入っているのがフェースに刻まれた模様です。どこでボールを当てれば良いか意識しやすくなります。

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非常に芯で捉えやすくなり、ターゲットを分かりやすくするためにフェースの縦と横に十字のラインが掘られています。フェースが開いたり閉じたりしていると、そこをはっきりわかりやすく教えてくれるので、目標に対してフェース面を向けやすいガイドラインになっています。他のメーカーと比べてもこれが一番構えやすく分かりやすい感じがします。

試打した感想

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率直にいろんなセッティングにマッチするクラブかなという印象です。

理由はシャフトが秀逸だからです。シャフトの重量はそこまで重くはないのですが、ウェイトフローからするとちょっといびつになるかなというところでも、強振してもフワッと振っても潰れ方が一定で、あまり振り心地が変わらないシャフトになっています。

おすすめユーザー

このクラブはシャフトのおかげなのかミート率が下がりにくい。それでいて当然ミスにも強いヘッドなので、ウェイトフローは無視したくないけどクラブの流れとしてしっかり当たるものが欲しい人には、試してもらう価値があるのではという印象がありました。

特に毎回フルショットしないという人、ボールをコントロールしたい人におすすめのフェアウェイウッドとユーティリティだと思います。よくできてます。ぜひ触ってみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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