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完成度◎ 使い勝手のいいクラブ！本間ゴルフ「TW757 ユーティリティ」

スポナビGolf 2022年7月27日 17:00

【スポナビGolf】

今回は、クラブフィッターの小倉勇人さんに本間ゴルフ最新作「TW757 ユーティリティ」の特徴を解説していただきました。

本間ゴルフ(ホンマ/HONMA) ツアーワールド '22 TW757 ユーティリティ右用 TW757専用ヴィザードカーボンシャフト: 12,980円ほか

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TW757 ユーティリティの特徴

本間ゴルフのアスリート向けのブランドTW（ツアーワールド）が、今回モデルチェンジしてTW757という数字になりました。ドライバーからフェアウェイウッド、今回紹介するユーティリティ・アイアンとフルラインナップでのモデルチェンジになります。

今回のTW757ユーティリティは、単品でユーティリティを何を買おうか迷っている人におすすめな1本なので、細かく説明したいと思います。

【スポナビGolf】

まず、形状を見ていただきたいと思います。ツアー系ユーティリティにしてはちょっと大きめな、ウッドに近い形状をしてます。

見た目的にも安心感はあるんですけど、ボテッとした感じでなくシャープさも少しあるので、やさしさを感じつつ構えやすいです。

【スポナビGolf】

技術的なものは、ドライバー等にも搭載されているNowバーチカルスリットフェース。フェースの内側を縦溝状に偏肉設計した非常に複雑な形状になっていて、高い反発力とミスに強く、特に上下のブレに効果を発揮しています。

【スポナビGolf】

さらにフェース裏にソールスリットを入れることで、フェース全体の反発力を高めるような設計になっています。

ボディの素材自体はステンレスなんですが、クラウンを偏肉設計にすることで、できるだけ軽量化してボールが上がりやすい低重心化になるように工夫されています。

【スポナビGolf】

単品でおすすめする理由が純正シャフトです。標準になるのがVIZARD SHAFT for TW757というシャフトで、これ以外にもさらに3種類用意されています。重量帯が、軽いものから重いものまでしっかりとラインナップとして用意されています。

ユーティリティはアイアンとウッドの間を結ぶ大事なクラブなので、重量が非常に重要になります。そのシャフトを自分でカスタムしなくても、メーカー純正の物の中から選べるのはとてもいいことだと思います。

そういう重さも合いつつ、やさしいヘッドのツアー系というところからすると、上達してからも長く使えて、非常にかゆいところに手が届く仕様だという印象です。

試打した感想

何の不満もないクラブです。尖ったところがないように聞こえるかもしれませんが、ユーティリティは悪いライから脱出するというところもあるんですが、長い距離をグリーンを狙うクラブでもあるので、あまり尖った部分は私は必要ないのかなと思います。

【スポナビGolf】

多少ミスしても打点がズレても、フワーッと球を飛ばしてくれてグリーンに乗せてくれるのが一番良いと思います。もちろんツアー系なのでスピンが多くて吹けるということはないです。

ただ球はちゃんと上がってくれるので、ヘッドスピードがそれほどない人でも純正シャフトは割と軽量の物なのでそのまま使っていただけると思います。

アイアンを割と重めのスチールを使っている人は、それにマッチした重量の物を選べます。本間の自社製の純正シャフトの中から選べるのは大きいです。

お助けクラブとしても、狙うクラブとしてもいいです。どちらから見ても使い勝手のいいユーティリティとして完成された1本です。ぜひ一度試してみてください。