狙ったところに打ち出しやすい最新作!本間ゴルフ「TW757 ドライバー」2モデル

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本間ゴルフが誇るツアーモデル、T//WORLD(ツアーワールド)シリーズの最新作「TW757」が2022年3月に発売されました。そこで今回は、クラブフィッターの小倉勇人さんにTW757ドライバー2モデルの特徴をまとめて解説していただきました。

TW757ドライバー2モデルの特徴

本間ゴルフのツアーワールドは、本間のツアー系、アスリートの方に向けたブランドのラインです。

今回のTW757シリーズは前作のTW747シリーズから、ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンと全部のラインナップでモデルチェンジされました。

TW757のドライバーはTW757 TYPE-SとTW757 TYPE-Dの2種類です。直進性を高めたTYPE-Sと、つかまりと高弾道のTYPE-Dという区分けになっているので、おそらくストレートとドローの頭文字かなと思います。

2モデル共通の特徴

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共通のテクノロジーはカーボンクラウン。カーボン素材でヘッドの反発性能を高め軽量化し、余剰重量を低重心設計にして、余計なスピンを取って打つためにチューニングされています。

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また、カーボンスリットも搭載されています。

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フェースの後ろにスリットを入れて、フェース全体の反発力を高めることは他のメーカーもやっていますが、今回本間ゴルフはスリットのたわむ部分の金属を限りなく薄くして、強い反発力を生み出すように設計しています。

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ただ、それでは強度の問題が出てくるので、スリットをカーボンで覆うことで強度を確保して、より強い反発力と強度を両立させています。

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さらにフェース裏側の削りにもこだわりがあります。Newバーチカルスリットフェースという、フェースの内側を縦溝状の複雑な偏肉設計にして、特に上下の打点のズレにも飛距離ロスや反発ロスを減らし、強い球が打てるような技術が施されています。

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TW757 ドライバーのTYPE-SとTYPE-Dの両方に、アジャスタブルウェイトという可変できるウェイトがついてます。

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ウェイトは入れ替えることで特性を変えられます。両モデルともソール後方の低い出っ張った部分に付いています。これにより深重心ながら低重心を実現しています。

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さらに本間ゴルフの最大の特徴と言ってもいいのが、弾道調整機能です。いろんなメーカーも搭載していますが、本間ゴルフの場合はNON-ROTATING SYSTEM(ノン・ローテーティングシステム)という無段階のものが搭載されています。

本間ゴルフのノン・ローテーティングシステムは独自開発の画期的な調角機能で、ヘッドを軸に回転しライ角やロフト角フェースアングルの無段階調整が可能です。

微妙な微調整ができるので、非常に細かい部分で顔の向きとか、見た目を気にする方にはいいシステムになってます。これは意外とやってると夢中になり、イジってても楽しいです。

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本間ゴルフはシャフトもヘッドも自社で設計しているメーカーです。非常にシャフトにもこだわりがあります。今回のTW757もカスタムシャフト扱いになるかもしれませんが、本間が設計しているシャフトが、標準シャフトの他にさらに4種類、計5種類用意されています。

標準的なシャフトはVIZARD SHAFT for TW757というシャフトです。他の4種類は、非常に多くのバリエーションがあり、40〜70g台までしっかりシャフト重量のバリエーションがあります。

試打した感想

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打ってみると、2モデルともほぼ同じ所に打ち出せる感じがします。

違うのは飛んで行った先の曲がり具合です。TYPE-Dはちょっとつかまる感じで、フーッとナチュラルなドローが自然に出るような感じですね。

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対するTYPE-Sはストレートという表現なんですけど、私からするとちょっとだけ逃げるかな、という印象です。

前作のTW747と比較

前作のTW747を使っているユーザーからすると、今回モデルチェンジしたTW757はどこが進化したのか気になると思います。

個人的な感覚としてはTW747に比べて直進性が高くなった印象です。TW747は操作性が高くボールが操れる印象がありましたが、TW757はヘッドの操作性はそこそこいいけど、ボールが曲がりにくく直進性が高くなったという印象です。

操作性が良く、少し自分で弾道を作っていきたい人は、TW747でもいいと思いますが、最新のモデルで直進性の高い強い球を打ちたい人はTW757がいいと思います。

最後に個人的な印象ですが、割と操作が好きな私ですけど、今回のTW757はシャフトのできもあるんですけど、すごく良いクラブです。

狙ったところに出て曲がらないというのはやはりストレスがないですね。ちょっと操作したいという欲は出るんですけど、淡々とスコアを作りなさいと言われたら、こういうドライバーが欲しくなるなと思いました。非常に狙ったところに打ち出しやすいのもTW757のいいところだと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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