【UFC】勝敗を決めた妙技 2022年上半期サブミッショントップ5
【Jeff Bottari/Zuffa LLC】
第5位 クラウディオ・プエレス vs. クレイ・グイダ
UFCファイトナイト・ラスベガス52:クレイ・グイダ vs. クラウディオ・プエレス 【Jeff Bottari/Zuffa LLC】
戦いの舞台は序盤からマットに移り、グイダが上になるものの、プエレスもアグレッシブにサブミッションの機会をうかがう。グイダは巧みに守り、スクランブルで窮地を脱するも、すぐにプエレスがニーバーをきめて第1ラウンド3分01秒で相手からのタップを引き出した。
この試合によってプエレスは13勝2敗、グイダは37勝19敗を数えている。
第4位 トム・アスピナル vs. アレクサンドル・ボルコフ
UFCファイトナイト・ロンドン:アレクサンドル・ボルコフ vs. トム・アスピナル 【Chris Unger/Zuffa LLC】
試合が始まってすぐにスピードと正確なストライキングを見せつけたアスピナルがボルコフを圧倒し、1分も経過しないうちに戦いをグラウンドに持ち込む。アスピナルの攻撃によって流血したボルコフだが、ラウンド半ばに差しかかろうとするところで再び立ち上がる。しかし、それも長くは続かなかった。残り1分でアスピナルが2回目のテイクダウンに成功。そのままボルコフにタップを強いて、第1ラウンド3分45秒でストレートアームロックによる勝利をものにしている。
今回の勝利によってランキング11位のアスピナルは12勝2敗に。ランキング6位のボルコフは34勝10敗となっている。
第3位 ポール・クレイグ vs. ニキータ・クリロフ
UFCファイトナイト・ロンドン:ニキータ・クリロフ vs. ポール・クレイグ 【Chris Unger/Zuffa LLC】
開幕から大きな動きがあったこの試合で、まずはクリロフがクレイグを捉えるも、スコットランド出身のクレイグが相手をマットに倒した。そこから抜け出したクリロフはトップポジションから強烈なショットを立て続けに浴びせていく。しかし、クリロフが完全にコントロールを握ったと思われたとき、クレイグが足を振り上げてトライアングルチョークをきめる。鮮やかな反撃によって、第1ラウンド3分57秒で試合は幕を閉じた。
ランキング11位のクレイグはこの試合によって戦績を16勝4敗1分とした。ランキング9位のクリロフは27勝9敗となっている。
第2位 チャールズ・オリベイラ vs. ジャスティン・ゲイジー
UFC 274:チャールズ・オリベイラ vs. ジャスティン・ゲイジー 【Jeff Bottari/Zuffa LLC】
試合開始直後に右からの一撃でゲイジーをよろめかせたオリベイラは、さらにハードショットを浴びせる。しかし、2度にわたって崩れ落ちたのはオリベイラの方だった。流血したオリベイラはゲイジーに対してポケットを保っていたが、残り3分でプルガードを試みる。ゲイジーはこれをかわして立ち上がり、打撃を再開するものの、右腕からの強烈な一撃で体勢を崩す。オリベイラはパウンドを振り下ろし、最終的にはリアネイキドチョークでゲイジーのタップアウトを引き出している。第1ラウンド3分22秒でのことだった。
155.5パウンドで計量に失敗したリベイラは33勝8敗となり、ナンバー1コンテンダーに位置づけられた。元暫定王者だったゲイジーは戦績を23勝4敗としている。
第1位 ジェシカ・アンドラージ vs. アマンダ・レモス
UFCファイトナイト・ラスベガス52:アマンダ・レモス vs. ジェシカ・アンドラージ 【Jeff Bottari/Zuffa LLC】
バトルが始まったときに優勢だったのはレモスであり、ラウンド半ばまでに何度か強烈なキックを入れていた。しかし、アンドラージはスタンディングでのアームトライアングルチョークによって、第1ラウンド3分13秒でレモスを沈めている。
アンドラージの戦績は23勝9敗。ランキング10位のレモスは11勝2敗1分となっている。
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