FWとUTを掛け合わせたニッチな1本!キャロウェイ「APEX UW」

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今回、ツアープロの要望で誕生したキャロウェイ「APEX UW」。クラブフィッターの小倉勇人さんに試打してもらい、その特徴や感想を語っていただきました。

キャロウェイ「APEX UW」が作られた背景

APEX UWは非常にニッチなクラブです。ひと言で言えば、フェアウェイウッドとウッド型ユーティリティを掛け合わせたようなクラブです。「UW=ユーティリティウッド」みたいな感じですね。

このクラブの誕生したきっかけはツアープロからの要望だったそうです。「フェアウェイウッドだと少し球が上がりすぎてコントロールするのが難しい。少し弾道を抑えてコントロールしやすいフェアウェイウッドはできないか?」という要望でした。

そう聞くと「ユーティリティじゃダメなの?」って思いますが、ユーティリティは、構造上少し球がつかまりすぎてしまったり、コントロールするという部分でプロにとっておそらく適さない何かがあったりするのかもしれません。

実際ロフトがついていたり、ユーティリティのヘッドでコントローラブルだったりするモデルはあまりない気はします。フェアウェイウッドをコントローラブルな操作のしやすい形に進化させたものがUWだと想像します。

APEX UWの特徴

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現在のキャロウェイのテクノロジーを全部のせたと言ってもいいくらいハイテクのかたまりです。

まずは、AIが設計するFLASHフェースSS21。最新のSS22の1つ前のフェースです。

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さらにJAILBREAK AI ベロシティブレードが搭載されてます。フェアウェイウッドとして効率よくボールを弾き飛ばす技術なので、AIがAPEX UW専用に設計したJAILBREAKテクノロジーです。

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重心を浅く低く設計することで、ヘッドをコントロールしやすく、ボールが上がりすぎないようにしたのがこのAPEX UWだと思ってください。

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実際フェアウェイウッドより短く設計されてます。これもおそらくコントロールするためだと思います。

ラインナップは17°・19°・21°です。17°と19°が同じ長さで41インチ、21°が少し短く40.5インチになってます。

試打した感想

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17°〜21°まで3モデルまで打ちましたが、ひと言で言えば、つかまりを抑えて強い球が打てるフェアウェイウッドみたいな感じです。

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形状的にはユーティリティに近いんですが、あまりロフトが立ってないのでF.P.値(フェースプログレッション)が抑えられていてミートしやすい。つかまりすぎないところが好感が持てた部分で、ツアープロの要望から生まれたクラブらしい特性を持っています。

おすすめユーザー

ウッドが得意だけどユーティリティがつかまりすぎる、ウッドが上がりすぎて風の影響が大きくて読みづらいなど、現状のフェアウェイウッドに不満がある人は、非常に扱いやすく感じるクラブに仕上がっていると思います。

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似たポジションに、同じキャロウェイのEPICスーパーハイブリッドがありますが、これはユーティリティの距離に特化したモデルという印象です。APEX UWはコントロールするために進化したフェアウェイウッドだと考えるとよいでしょう。

フェアウェイウッドは好きだけど、ショートウッドが曲がってしまう人は3番ウッドの次にAPEX UWを入れるといいと思います。

シャフトは一般の人が打ちやすいように軽めのものが入っているので、本気でグリーンを狙ってプロと同じように使うのであれば、リシャフトも考えた上で購入されるといいと思います。非常にニッチですけどよくできたクラブです。興味ある人はぜひ打ってみてください。

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キャロウェイのFW・UTをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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