低重心で操作性◎ 強い球を打って飛ばしたい人におすすめ!コブラ「LTDx LS ドライバー」

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今回は、クラブフィッターの小倉勇人さんにコブラの2022年最新作「LTDx LSドライバー」について解説していただきました。

LTDx LSドライバーの特徴

LSはロースピンの略。さまざまなメーカーがこの表記を使うようになったので、コブラもあわせて使用するようになりました。

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LTDxシリーズは、前作のRADSPEEDと比べてかなり重心を浅く設計しています。

シリーズ全体で、重心を浅く作るパワーコア・テクノロジーが搭載されています。重心を浅く低くすることで強い弾道を打たせようという意図を感じます。

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今まで採用してきた「CNC ミルド インフィニティフェース」という削り出しのフェースで打感を追求しながら、今回は「H.O.T(Highly Optimized Topology)フェース」というテクノロジーを上乗せしてきました。これはフェース全体を15のポイントに分割し、それぞれのエリアの反発をAIを使って最適化して設定するという考え方です。

さらにマルチマテリアルシャーシで剛性をしっかり保ちながら、軽量化しているため、その分余剰重量を生み出すことができます。

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クラウンとソールもカーボン素材の量を前作に比べて20%多くして、軽量化につながっています。非常に重心が前にいったのがこういったところからも感じ取れます。

前重心設計にさらにウェイトを前に付けてます。とにかく強い球を追求したモデルだというのが、ウェイトの位置を見ても設計思想からも強く感じられます。

試打した感想

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9°で最初はスタンダードで打ちましたが、正直私は全然球が上がりませんでした。それくらい強い球です。

おそらく今低スピンで話題のテーラーメイド「ステルス プラス」と同等か、少しLTDxの方が多いかなというくらいとにかくスピンが少な目で強い弾道です。なので私は11°くらいにしないと適正なキャリーはでないというくらい、非常に低スピンで強い球が打てる仕様になっています。

良かった点は、フェース面がスクエアに戻しやすかったところです。重心位置が浅い設計もあってか、ヘッドの追従性がよく軽やかに操作しやすいです。

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さらにウェイトが10gと3g、2つあります。今ヒール側に付いているのでより操作しやすい状況になってます。この状態でフックが出てしまうとか、非常にフックに悩んでいる人は、10gと3gのウェイトを入れ替えることでつかまりを抑えることができます。

おすすめユーザー

強い球が打てる。つかまりが収まる。そういうアジャストもできるところを考えると、ある程度球を自分でコントロールできるハードヒッター寄りの上級者向けという、ターゲットがはっきりしているクラブという印象です。

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ある程度のハードヒッターならLSから試す人もいると思いますが、思ったよりしんどいかなと感じた人はスタンダードのLTDxもあります。

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もう1つLTDx MAXというモデルもあります。これはヒール側にウェイトが付いていてつかまりやすいモデルになってます。スライスに悩む人はMAXから入っていただくとよいでしょう。

ある程度叩ける人はLSから入っていただいて大丈夫だと思いますが、今までの考え方よりはロフト多めで、少しつかまらないというところがあります。その辺は考慮しながら、スタンダードから入るのもありかなっていう気もします。

それくらい強い球、一発の飛が出るのはLSドライバーの特徴です。とりあえず強い球を打ちこなして飛ばしたい人にはおすすめです。

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コブラのドライバーをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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